着物レンタル紺色に細かな亀甲柄が織り出された大島紬のアンサンブル【men19】

いい輝きの大島紬ですね。光沢があって、肌触りが良いです。さすがは正絹です。裏には綿が張ってありますので、裏も肌触りが良いですよ。

大島紬は鹿児島県の大島で作られている伝統工芸品なのですよ。奄美大島ってどこかわかりますか？鹿児島のずっと南、鹿児島と沖縄のちょうど中間くらいにある大きな島です。

大島紬は世界三大織物と言われています。ほかの２つは、ペルシャ絨毯（イラン）とゴブラン織（フランス）です。大島紬がどれだけ高級で重要かということがわかりますね。日本の誇りですよ。

一般的にきものは織り上げてから染めるのに対して、大島紬は織る前の糸の状態で染めます。テーチ木という奄美に育つ植物を煎じた汁と、鉄分を含む泥で染めるのですよ。ですから、仕上がりは茶色や紺色や濃紺など、わりあい似た色になってしまいます。

泥に含まれた鉄分のおかげか、虫に食われにくいという特徴もあり、父から息子へ、息子から孫へ受け継いでいくきものなのだそうです。

こちらのきものは、かなり身丈が長いので、身長が１７５cm以上の方にお召しいただけそうです。羽織も長めに作っています。

対丈でお召しになるなら、ぜひご試着をなさってくださいね。つんつるてんになったり、ひきずったりしては、せっかくの和装が台無しですから。袴を履かれる場合は、きものは短めでも大丈夫です。

対丈の雰囲気は本商品(men19)、袴を着けた雰囲気はmen15をご覧になってください。

お正月や、七五三の付き添いのお父さんに着ていただきたいですね。気映えのするきものですよ。