着物レンタル貝桶貝合わせの黒留袖【tom14】
大正時代から昭和初期にかけてのアンティーク黒留袖です。黒い錦紗縮緬地にぼかしがほどこされ、地紙紋様に菊、紅葉、貝桶、貝合わせが手描き、手刺繍されています。秋のお召しものとなります。帯は、赤茶色の正絹に、亀甲が描かれ、鳳凰や吉祥の花が手刺繍されています。五つ紋付きの第一礼装で、裏も共布で仕立てられています。
大正時代から昭和初期にかけてのアンティーク黒留袖です。黒い錦紗縮緬地にぼかしがほどこされ、地紙紋様に菊、紅葉、貝桶、貝合わせが手描き、手刺繍されています。秋のお召しものとなります。帯は、赤茶色の正絹に、亀甲が描かれ、鳳凰や吉祥の花が手刺繍されています。五つ紋付きの第一礼装で、裏も共布で仕立てられています。(※本商品は期間3泊4日のレンタル用着物です)
地紙文様のアンティーク黒留袖です。地紙というのは、扇に貼る紙のことです。骨に貼る前の紙だけの美しい形は、古くから能装束や小袖に使われてきました。和歌や花が描かれた地紙はたいへん美しく、そのまま屏風に貼ったり、掛け軸に仕立てたりして愛でられていたそうです。このきものの地紙には、貝桶や菊などのおめでたい文様が描かれています。菊と紅葉で、秋のお召しものとなります。
きものにはたくさんの技術が詰め込まれていますね。地紙に鹿の子模様が見えますが、ここは絞りです。貝桶に描かれた松、菊、梅、七宝などの柄は、手描きの上に細かく手刺繍がほどこしてあります。ぼかしの中に自然に手描きされた波、菊、松も素朴で素敵です。職人の柔らかな筆の運びが見えてくるような絵柄ですね。
地紙に描かれた貝桶と貝は、結婚式に相応しい絵柄です。貝合わせは、平安時代のお姫さまが、裏返しにした貝をめくって組み合わさるものを探すという遊びでした。二枚貝は、もとが同じ一つの貝としか、ぴったりとは組み合わさりません。「たった一つのめぐり合わせですよ」ということで、末永く二人が添い続けることを願った絵柄です。
表はやわらかな錦紗縮緬、裏地は共布、紋は五つで、どのようなお席でも自信を持ってお召しいただけるきものです。
地紙文様のアンティーク黒留袖です。地紙というのは、扇に貼る紙のことです。骨に貼る前の紙だけの美しい形は、古くから能装束や小袖に使われてきました。和歌や花が描かれた地紙はたいへん美しく、そのまま屏風に貼ったり、掛け軸に仕立てたりして愛でられていたそうです。このきものの地紙には、貝桶や菊などのおめでたい文様が描かれています。菊と紅葉で、秋のお召しものとなります。
きものにはたくさんの技術が詰め込まれていますね。地紙に鹿の子模様が見えますが、ここは絞りです。貝桶に描かれた松、菊、梅、七宝などの柄は、手描きの上に細かく手刺繍がほどこしてあります。ぼかしの中に自然に手描きされた波、菊、松も素朴で素敵です。職人の柔らかな筆の運びが見えてくるような絵柄ですね。
地紙に描かれた貝桶と貝は、結婚式に相応しい絵柄です。貝合わせは、平安時代のお姫さまが、裏返しにした貝をめくって組み合わさるものを探すという遊びでした。二枚貝は、もとが同じ一つの貝としか、ぴったりとは組み合わさりません。「たった一つのめぐり合わせですよ」ということで、末永く二人が添い続けることを願った絵柄です。
表はやわらかな錦紗縮緬、裏地は共布、紋は五つで、どのようなお席でも自信を持ってお召しいただけるきものです。