hou108_コーラルピンクの一つ紋付色無地、入学式・卒業式のお母さまの装い、付き添い

【2024年最新版】おしゃれ訪問着レンタルガイド!特別な日に着物を楽しむ

はじめに

訪問着とは、日本の伝統的な正装の一つで、結婚式やお宮参り、七五三などのフォーマルな場にふさわしい装いです付け下げや小紋と訪問着の違いとして、訪問着はより格式高い場面での着用が求められるため、デザインや素材にも特別なこだわりがあります。特に、結納や友人の結婚式、入学式や卒業式など、人生の大切な節目で着用されることが多く、着こなし一つでその場の雰囲気や自身の印象を大きく左右します

おしゃれな訪問着レンタルのメリット

訪問着レンタルは、これらの特別な日のために着物をレンタルできるサービスです

その最大のメリットは、何と言っても豊富な選択肢とコストパフォーマンスの高さです。高価な正絹の訪問着を購入する代わりに、必要な日だけレンタルすることで、大幅なコスト削減が可能になります。また、レンタルならではのメリットとして、毎回異なるデザインや色の訪問着を楽しむことができ、同じ場所での複数回の式典でも新鮮な印象を与えることができます。さらに、レンタル後のクリーニングや保管の手間が不要なため、忙しい方やスペースに限りがある方にとっても理想的な選択肢と言えるでしょう。

本記事では特別な日を彩るにふさわしい訪問着の魅力と、その詳しいレンタル方法についてご紹介します。まずは訪問着とはどのような衣装かについて、もう少し詳しく見ていきましょう。

訪問着の種類と特徴

訪問着は、和装の中でも特にフォーマルな場で好まれる着物の一種です。その魅力は、古典的な美しさと現代のセンスが融合した多様性にあります。まずは、訪問着の種類とその特徴、特に高級感ある正絹訪問着の魅力についてご紹介します。

古典からモダンまで、訪問着の多様性

訪問着は、その柄や色合いによって幅広いシーンに対応できることが特徴です。伝統的な柄からモダンなデザインまで、さまざまなスタイルが存在します。

  • 古典的な柄:訪問着にはしばしば、自然をモチーフにした古典的な柄が用いられます。たとえば、季節の花や風景、動物などが繊細に描かれており、これらの柄は長い歴史を通じて愛され続けています。
  • モダンなデザイン:近年では、伝統的な技法を用いつつも、より現代的な感覚を取り入れた訪問着も登場しています。大胆な色使いや抽象的なデザインが特徴で、若い世代からも高い人気を集めています。

どのような柄やデザインを選ぶかは、着用する場の雰囲気や個人の好みによりますが、訪問着を選ぶ楽しみの一つと言えるでしょう。

高級感ある正絹訪問着とその魅力

正絹で作られた訪問着は、その豪華さと高級感で知られています。正絹は、絹糸を使って織り上げた生地で、その光沢や手触り、そして流れるような落ち感は、他の素材では得られない特別なものがあります

  • 光沢と質感:正絹の訪問着は、独特の光沢としなやかな質感が魅力です。自然光の下で見ると、さりげなく輝きを放ち、着物の美しさを一層引き立てます。
  • 耐久性:正絹は非常に丈夫な素材であり、適切なケアをすれば長年にわたってその美しさを保つことができます。また、時間が経つにつれて生地がさらに柔らかくなり、身体になじむため、着心地も良くなります。
  • 格式の高さ:正絹の訪問着は、特別な場にふさわしい格式を持っています。結婚式やお宮参り、重要な式典など、フォーマルな場では正絹の訪問着が好まれる理由です。

訪問着の選び方には、そのシーンの雰囲気や個人のスタイルに合わせた多様な選択肢がありますが、特に正絹の訪問着は、その豪華さと高級感で、着る人を美しい印象に変えてくれます。正絹の訪問着は、その独特の質感と深みのある色彩で、着用者の品格を一層高め、特別な日の装いを格上げしてくれるのです。また、正絹は保湿性にも優れており、長時間着用していても快適さを保つことができます

訪問着は、結婚式やお宮参り、成人式などのフォーマルな場だけでなく、友人の結婚式やパーティーなど、少しカジュアルな場でも着用されます。そのため、訪問着を選ぶ際には、着用するシーンに合わせて、適切なデザインや色、柄を選ぶことが大切です。また、訪問着の素材にも注目し、シーンに合った素材を選ぶことで、より一層その場にふさわしい装いを完成させることができます。

訪問着の多様性と正絹訪問着の魅力を理解することで、より一層和装を楽しむことができるでしょう。特別な日のために、自分にぴったりの訪問着を選んで、美しい和装姿を楽しみましょう。それでは次に、訪問着の選び方をご紹介します。

訪問着の選び方

訪問着をレンタルする際には、自分にぴったり似合う一着を見つけることが何よりも重要です。サイズ選びから色や柄の選び方まで、少しのポイントを押さえておくことで、特別な日をより美しく彩ることができます。

サイズの正しい測り方

訪問着のサイズ選びは、着物の美しさを最大限に引き出す上で非常に重要です。まず基本となるのは身長と裄丈です。身長は素足の状態での高さを測り、裄丈は首の後ろから手首までの長さを測ります。これに加えて、バストやヒップのサイズも確認しておくと、よりフィットする訪問着を選ぶことが可能になります。

  • 身長:訪問着の長さは身長にぴったり合わせる必要があります。足元が見えすぎるとバランスが悪くなり、長すぎると着崩れの原因になります。
  • 裄丈:腕の長さに合わせた裄丈の訪問着を選ぶことで、動きやすさと見た目の美しさの両方を保つことができます。
  • バスト・ヒップサイズ:訪問着は身体を直線的に見せるためのものですが、バストやヒップがきつすぎると窮屈に感じることがあります。適度な余裕を持たせることで快適に過ごせます。

色と柄の選び方

訪問着の色や柄の選び方は、着用するシーンや個人のスタイルに合わせて行うことが大切です。フォーマルな場では落ち着いた色や古典的な柄が好まれますが、少しカジュアルな場ではモダンで明るい色の訪問着も選択肢に入ります。

  • フォーマルな場合:結婚式やお宮参りなど、特にフォーマルな場では、淡い色や伝統的な花柄、古典的なデザインが適しています。紫や淡いブルー、水色などが優雅な雰囲気を醸し出します。
  • カジュアルな場合:七五三や友人との集まりなど、比較的カジュアルな場では、個性を表現しやすい色や柄を選ぶことができます。明るい赤や青、モダンなデザインや色無地の訪問着も選択肢の一つです。

訪問着選びでは、自分の肌色や好み、着る場面を考えながら、最適な一着を選ぶことが重要です。また、帯や小物とのコーディネートも念頭に置き、全体的なバランスを考えることで、より洗練された装いを完成させることができます。

訪問着レンタルの選び方を理解し、正しいサイズ感とシーンに合った色柄を選ぶことで、特別な日にふさわしい、美しい着姿を実現することができます。自分に合った訪問着を見つけることで、心に残る一日をより一層特別なものにすることができるでしょう。

訪問着レンタルのシーン別ガイド

訪問着レンタルを選ぶ際、着用するシーンに合わせた装いを選ぶことが大切です。特に、七五三や入学式・卒業式など、お子さまの大切な節目に参加するお母さまの服装は、その日の記憶にも大きく影響します。ここでは、それぞれのシーンにおけるお母さまの訪問着選びのポイントをご紹介します。

七五三での訪問着

七五三は、お子さまの成長を祝う大切な日です。お母さまの装いも華やかでありながら、お子さまが主役であることを忘れないようにすることが求められます。訪問着選びでは、以下のポイントを押さえましょう。

  • 色選び:明るく優しい色合いの訪問着を選ぶことで、お子さまたちの明るい未来を象徴することができます。淡いピンクや水色、優しい緑などがおすすめです。
  • 柄選び:お子さまの成長や幸せを願う柄を選ぶと、七五三の意味がより一層深まります。たとえば、松や竹、梅などの吉祥柄や、花柄であれば桜や菊など、祝いの意味を持つものが適しています。
  • 小物のコーディネート:小物は訪問着を引き立てる重要な役割を果たします。帯や草履、バッグは訪問着とのバランスを考えて、上品で控えめなものを選びましょう。

入学式・卒業式での訪問着

入学式や卒業式は、お子さまの新たなスタートや節目を祝う場です。フォーマルながらも、季節や式の雰囲気に合わせた装いが求められます。

  • 色選び:入学式や卒業式では、落ち着いた色の訪問着を選ぶことが一般的です。紺やグレー、深い緑など、季節感を考慮した色選びをしましょう。
  • 柄選び:シンプルながらも品のある柄を選ぶことがポイントです。小さな花柄や幾何学模様など、派手過ぎず、かつ上品なデザインが適しています。
  • 小物のコーディネート:小物は訪問着の色や柄と調和するように選びます。帯はシンプルなものを選び、帯揚げや帯締めでさりげないアクセントを加えると良いでしょう。また、草履やバッグも落ち着いた色で統一感を出すことが大切です。

ここで、ゆめやで取り扱いのある着物を一つご紹介しましょう。こちらは、花々が織り出された本紫色の正絹地に、竹、梅と花丸紋が縦にすっきりと描かれた現代物の訪問着です。裾の濃い紫から肩のベージュに近いような薄紫まで、途切れることなく自然なぼかしが施してあります。ぼかしを背景に、真っすぐに立つ竹と梅に沿うように、花丸紋様が縦に配され、中には菊、梅、バラ、水仙などが納まっています。帯は黒地に天井絵のような、格子の中に花丸が描かれたものを結びました。パーティー、七五三のお祝い、入園入学のお母さまにもお召しいただける訪問着です

お子さまの大切な日にふさわしいお母さまの装いを選ぶことで、家族全員ですてきな思い出を作ることができます。シーンに合った訪問着を選び、特別な日をより一層輝かせましょう。

おしゃれな訪問着コーディネート例

訪問着は日本の伝統的な美しさを象徴する衣装ですが、現代のファッションセンスを取り入れたコーディネートで、より魅力的に着こなすことができます。ここでは、季節感を取り入れたコーディネートと年代別のスタイリングアイデアをご紹介します。

季節感を取り入れたコーディネート

訪問着の選び方において、季節は大切な要素の一つです。季節感を反映した色や柄を選ぶことで、その時々の美しさをより一層引き立てることができます

  • :春は新しい生命が息吹く季節です。梅の花など、華やかで明るい色の花柄が春らしい装いを演出します。淡いピンクや水色など、優しい色合いの訪問着を選びましょう。
  • :夏は清涼感が求められる季節です。涼しげな青や緑、水色などの色を基調とし、川の流れ風鈴など、夏の涼を感じさせる柄がおすすめです。
  • :秋は落ち着いた色合いが特徴です。紅葉実りの柄を取り入れた、オレンジや深緑、ブラウンなどの暖色系の訪問着が秋らしい雰囲気を醸し出します。
  • :冬はシックで落ち着いた装いが好まれます。雪の結晶松の葉など、冬を感じさせる柄や、紺やグレーなどの深みのある色が季節感を表現します。

年代別のコーディネート案

訪問着のコーディネートは、年代によっても異なる魅力を持ちます。年齢に応じたスタイリングで、個性をより一層引き立てましょう。

  • 20~30代:若い世代は、明るく華やかな色やモダンなデザインの訪問着を選ぶことで、フレッシュで活動的な印象を与えることができます。大胆な柄や珍しい色合いの訪問着も、若さを生かしたスタイリングにはぴったりです。
  • 40~50代:年齢を重ねるにつれて、落ち着いた色合いやクラシカルな柄の訪問着が似合うようになります。伝統的な美しさを大切にしつつ、上品で洗練されたスタイルを目指しましょう。50代の訪問着選びに関する別の記事もご覧ください。
  • 60代以上:年配の方には、格式高い古典柄や落ち着いた色合いの訪問着がよく似合います。深みのある色や細やかな柄の訪問着を選ぶことで、品格と風格を演出することができます。

ゆめやで取り扱いのあるこちらの着物は、デフォルメされた大きな花が着物全体に描かれた、現代物の訪問着です。波の地紋様が織り出された正絹に、手描きされた花びらの縁には金があしらわれ、おしゃれな通好みの一着です。帯次第で幅広い年代の方にお召しいただけます。帯は、枡が繋がったような斜め格子の中に、花々や鶴などの吉祥紋様が描かれた袋帯を合わせました。帯の色柄次第で20代~60代ほどまでの、幅広い年代の方にお召しいただけます。

訪問着のコーディネートには、季節感や年代感を大切にすることがポイントです。自分らしいスタイルを見つけて、おしゃれな訪問着ライフを楽しみましょう。

本記事ではここまで、訪問着の種類やシーン別の選び方、コーディネートのポイントをご紹介してきました。自分にぴったりの訪問着の選び方をご理解いただけたところで、ここからはおすすめのレンタルプランや、レンタルでの注意点をご紹介しましょう。

フルセットレンタルの内容

訪問着レンタルを利用する際、特に便利なのがフルセットレンタルです。これは、訪問着本体だけでなく、必要な小物一式を含めたパッケージのことを指します。フルセットレンタルを選ぶメリットは、一から小物を揃える手間が省けること、そして全体のコーディネートがプロの手によって整えられることにあります。

フルセットに含まれるアイテム一覧

フルセットレンタルには、以下のようなアイテムが一般的に含まれます。

  • 訪問着:本体となる訪問着です。シーンに合った色や柄を選ぶことができます。
  • :訪問着を華やかに彩る重要なアクセサリーです。一般的には、訪問着の柄や色に合わせた帯がセットに含まれます。
  • 長襦袢(ながじゅばん):訪問着の下に着る下着です。肌に直接触れる部分なので、素材や清潔さが重要になります。
  • 帯締め・帯揚げ:帯を美しく見せるためのアクセサリーです。色や素材でコーディネートのアクセントになります。
  • 草履・バッグ:足元と手元を飾る小物です。訪問着との色の調和が大切です。
  • 足袋:和装の際に必要な白い靴下です。
  • その他の小物:たとえば、腰紐、衿芯、帯枕など、着付けに必要な小物類もセットに含まれています。

これらのアイテムが一式揃っていることから、フルセットレンタルは非常に便利で、和装初心者の方にもおすすめと言えます。

オプションアイテム:コーディネートのポイント

フルセットレンタルに加えて、さらに個性を出したい場合はオプションアイテムを加えることを検討しましょう。オプションアイテムには、以下のようなものがあります。

  • 羽織:訪問着の上に羽織ることで、よりフォーマルな印象になります。季節や気候に合わせて選ぶと良いでしょう。
  • 帯留め:帯の中央に装飾として加える小物です。帯留め一つで装いの印象が大きく変わります。
  • 重ね衿:長襦袢の衿元に重ねることで、華やかさをプラスできます。色や柄で遊ぶことができるアイテムです。

コーディネートのポイントとしては、全体のバランスを考えることが大切です。訪問着の色や柄が華やかな場合は、小物は控えめにすると全体が洗練されます。逆に、訪問着がシンプルな場合は、帯や小物でアクセントを加えると良いでしょう。また、訪問着レンタルのプロフェッショナルに相談しながら、自分に合ったコーディネートを楽しむことができます。

フルセットレンタルを利用することで、訪問着を手軽かつ美しく楽しむことができます。オプションアイテムを上手に取り入れて、さらに個性的な和装を楽しんでみてください

訪問着レンタルで気をつけるべきこと

訪問着レンタルは、特別な日の装いを手軽に叶える素晴らしいサービスですが、快適に利用するためにはいくつか注意すべきポイントがあります。レンタル契約を結ぶ前の確認事項や、着用後の手入れと返却の流れについて、具体的なポイントを押さえておきましょう。

レンタル契約前に確認すべき事項

レンタルサービスを利用する前に、以下の点をしっかりと確認しておくことが重要です。

  • レンタル期間と料金:レンタルできる期間とその料金は、サービスによって異なります。返却期限を過ぎると追加料金が発生する場合もあるため、期間に余裕を持って予約することが大切です
  • サイズの確認:自分の身体に合ったサイズの訪問着を選ぶことが、美しい着姿を決める上で非常に重要です。サイズが合わないと着崩れの原因にもなり得ますので、詳細なサイズを事前に確認しましょう。
  • キャンセルポリシー:急な予定変更などでキャンセルが必要になった場合のポリシーを確認しておくことも大切です。キャンセル料が発生するかどうか、その条件を事前に把握しておきましょう。
  • 汚損・破損時の対応:万が一、レンタルした訪問着を汚したり破損したりした場合の対応についても、契約前に確認しておくことが重要です。修理費用や弁償の条件を知っておくと安心です

着用後の手入れと返却の流れ

訪問着を着用した後は、次のポイントに注意して手入れと返却を行いましょう。

  • 汚れのチェックと報告:着用後は、訪問着に汚れや傷がついていないかを確認しましょう。万が一、汚れや破損があった場合は、速やかにレンタル会社に報告することが肝心です。
  • 正しい畳み方での返却:訪問着はデリケートな素材で作られているため、返却時には正しい畳み方で梱包することが求められます。不明な点があれば、レンタル会社に畳み方を尋ねると良いでしょう。
  • 付属品の確認:草履や帯など、レンタルした訪問着に付属していた小物も一緒に返却する必要があります。返却前には、すべてのアイテムが揃っているかを再度確認しましょう。
  • 指定された返却方法で:返却には、レンタル会社が指定する方法があります。郵送での返却が必要な場合は、期限内に発送することを忘れないようにしましょう。

訪問着レンタルサービスをスムーズに利用するためには、これらの点に注意して、事前の準備と着用後の手入れを適切に行うことが大切です。そうすることで、レンタル訪問着を安心して楽しむことができるでしょう。

まとめ

訪問着レンタルは、特別な日をより美しく、そして手軽に彩るための素晴らしい選択肢です。訪問着レンタルを利用する際は、本記事でご紹介した選び方のポイントを参考にして、あなたにとって最適なサービスを見つけてください。すてきな訪問着で、特別な日をより一層美しく彩りましょう。

訪問着

著者情報

ゆめや通信編集部

執筆者

この記事はゆめや通信編集部が執筆しています。編集部では、企画・執筆・編集・入稿の全工程を担当・チェックしています。
田村芳子プロフィール画像

監修者 田村芳子

「アンティークきものレンタルゆめや」店主 着物コーディネート・着付け・和裁歴50年余。1985年に「アンティークきものレンタルゆめや」を創業。多くの人にアンティーク着物を着て頂くため、日々接客やコーディネート、着物の手入れを行っています。
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