【初心者向け】七五三で貸衣装をレンタル | 失敗しない選び方ガイド
七五三の意義
七五三は、日本の伝統的な祝い事の一つで、お子さまの成長と健康を願う大切な行事です。七歳の女の子、五歳の男の子、そして三歳の男女のお子さまたちが対象で、この歳のお子さまを神前に招き、無病息災を願う儀式が行われます。この歳のお子さまにとっては、大人びた着物を着る貴重な機会となります。
七五三では、着物についても特別な意味が込められています。女の子は色鮮やかな振袖や被布、男の子は羽織や紋付きの着物を着用します。また、特別な柄や色が用いられ、龍や鷹などのデザインが人気です。
貸衣装の利点と、なぜ七五三に選ぶのか
七五三で着る着物を選ぶ際に、レンタルが非常に人気です。一度しか着ないであろう着物を購入するのではなく、レンタルすることで、さまざまなデザインやブランド、最新のモダンな着物から伝統的な古典柄まで、気軽に楽しめます。
レンタルの利点は、価格の面でも感じられます。着物一式の購入は、予算を抑えたい方には少し負担が大きいですが、レンタルなら気に入った衣装をリーズナブルな料金で着用できます。
七五三の日は、写真撮影や神社でのお参り、親戚とのお出かけなど、忙しい時間が続くことも珍しくありません。そんな中で、着物のレンタルなら、必要な小物や飾りもセットで揃えられますし着物のレンタルにかかる送料が無料のプランも多く、返却にかかる負担も軽減できます。
アンティークきものレンタル ゆめや でも、正絹のアンティーク品を中心に約500点のレンタル着物を取り揃えています。レンタルは全国配送無料、着用当日の2日前にお届けしますので慌ただしい七五三にも安心して準備ができますよ。下記のような親子セットプランも大変便利で人気です。
年齢別七五三の着物の選び方
七五三の着物は、お子さまの成長を祝いながら、すてきな思い出作りに欠かせません。柄や色、ブランドなど、お子さまと一緒に着物選びを楽しめるでしょう。この章では、年齢別の七五三用着物を選ぶポイントを解説します。
三歳の女児向け
三歳女児の七五三用の着物は、赤やピンクなど女児らしい色合いの振袖や被布セットが人気です。髪飾りや足袋、草履も、店舗で用意されていることが多いので、問い合わせてみてくださいね。
ゆめやでは三歳向け被布も色柄豊富に取り揃えていますので、ぜひご覧ください。
三歳の男児向け
三歳男児向けの七五三の着物選びでは、色とりどりの羽織や紋付に人気が集まっています。特に、兜や龍、鷹などの力強いデザインは、男児の元気なイメージにぴったりです。また、縁起のよいとされている宝船や、成長を願った打ち出の小槌などにも人気が集まっています。
「どうしても動き回ってしまって着物は大変」という場合は、タキシードやスーツなどの洋装を選ぶのもおすすめです。
ゆめやではグレーと黒の正絹地から仕立てたオリジナルきものを三歳から四歳くらいの男の子用として用意しました。作務衣のような黒ベストで、忍者のようなカッコよさを演出できますよ。お兄さまやお姉さまの付き添いで和装をしたいという場面にも、ご自身の祝着にも使える、ゆめやオリジナルのきものです。色違いでブルーの忍者も揃えていますので、お好みでどうぞ。
五歳の男児向け
五歳男児の七五三は、平安時代に行われていた袴着の儀がもとになっています、そのため、着物は袴を履くのが一般的です。洋装を希望する場合は、お子さま用のフォーマルスーツも選べます。
着物の場合、羽織や紋付を取り入れたセットが人気です。ただし、もっとも格式高いとされている黒紋付ではなく、通紋が一般的です。また、五歳頃になると男の子も自分で衣装選びをするため、男の子らしいかっこいいデザインの着物が人気です。例えば、兜、鷹、龍が描かれているものは、特に人気が集まっています。
七歳の女児向け
七歳の七五三は、お子さまにとってはじめての大人と同じ着物を着る機会になるでしょう。そのため、お子さまも親御さんも選ぶ楽しみが広がりますね。
七歳女児の着物は大人と変わらないデザインのものも用意されており、親子で同じ柄を楽しむこともできます。神社での式やお出かけの際に、さらに華やかな印象を演出できるでしょう。
以下はゆめやの七歳祝着の例です。いずれもピンク〜紫を基調とした華やかで子どもらしさも感じられるデザインではないでしょうか。中央の「マゼンタに扇面百花繚乱の七歳祝着」ではビビッドなマゼンダの上に商品名のとおり花々が所狭しと咲き乱れています。
貸衣装の利用プランと料金案内
七五三の衣装をレンタルする際、「金額が気になる」という人もいますよね。そこで、衣装レンタルの平均相場と、おすすめのプランを紹介します。お子さまの七五三を控えているという方は、ぜひ参考にしてください。
貸衣装の利用プラン平均相場
七五三の衣装をレンタルする際の平均相場は、1万円〜3万円程度です。着物のランクや小物の数、レンタルする日数によって料金は異なります。
写真スタジオで七五三の写真を撮影すると、七五三のお参りの際に無料で着物がレンタルできるというプランを実施しているスタジオもあるので、七五三に写真撮影をする予定の人は、利用予定の写真スタジオのキャンペーンをチェックしてみてください。
おすすめのプラン
七五三の衣装をレンタルする際は、さまざまなプランからニーズに合ったものを選ぶことが大切です。七五三のレンタルプランとして一般的なのが、フルセットプランです。フルセットプランは、着物から小物まで全て揃ったセットで、振袖や留袖、訪問着など、人気の着物が充実しています。別途小物をレンタルしたり購入したりする必要がないので、手間をかけたくない人に最適です。
また、衣装のレンタル費用を抑えたい人には、おまかせプランをチェックしてみてください。おまかせプランは、レンタルショップ側が衣装を選んでくれるサービスです。自分で一から選ぶプランに比べて、安価に着物をレンタルできます。
また、特定の着物だけ安価にレンタルできる割引サービスや、早割などが行われていることがあります。これらのキャンペーンを利用すると、お得に着物をレンタル可能です。また、全国送料無料プランが実施されているレンタルショップは、着物をレンタルしたり返却したりする際の送料負担がありません。自宅で宅配便の集荷を依頼すれば着物が返却できるので、手軽に着物をレンタルできるでしょう。
ゆめやの七五三では、お子さまと親御さんの人数に合わせた各種親子セットプランを展開しています。ゆめやのアンティーク着物は軽くてやわらかく、仕立てにもこだわっているためお子さまが疲れにくい点も特徴ですよ。着物に熟練したスタッフがコーディネートした小物をフルセットでお届けする【おまかせフルセット】も好評です。
七五三の写真撮影と前撮りの準備
七五三は、お子さまの成長を祝う特別な日です。この日を最高の1日にするには、事前準備がかかせません。ここからは、七五三の写真撮影や前撮りを行う際に準備しておきたいことを紹介します。
家族写真撮影のコーディネート
お子さまの七五三の成長を祝うこの特別な日には、家族での写真撮影が欠かせませんよね。思い出に残るすてきな一枚を残すためには、親御さんのコーディネートにもちからを入れる必要があります。
親御さんの服装を考えるときは、お子さまの衣装をひきたてるコーディネートを組むのがおすすめです。例えば、女児の赤い振袖に合わせて、母親は黒や白の訪問着、父親は紋付きやスーツを選ぶと、お子さまの振り袖が映え、すてきな写真が撮影できるでしょう。家族全員で同じブランドや系統の衣装を選ぶと、統一感が出てすてきな写真になります。
ゆめやでは上記のセットプランだけでなく、ご両親向けに単体でのレンタルも承っています。お父さまへは黒紋付や大島紬のアンサンブル、お母さまへは色とりどりの訪問着を用意していますのでどうぞご覧になってください。
撮影地の選び方
七五三の写真撮影では、撮影地の選び方も大切です。撮影場所の候補として人気なのは、七五三で人気の神社や、自宅近くの神社、撮影スタジオです。
七五三で人気の神社は、同じく七五三の写真撮影を行う親子連れが多く、人気スポットでの撮影は順番待ちになる可能性があります。「着なれない着物を着ての長時間撮影は耐えられない」という人は、自宅近くの神社や撮影スタジオを選ぶのがおすすめです。撮影スタジオを選ぶと、天気に左右されず撮影が行えます。
神社での撮影を行う場合、事前に許可申請を行わなければいけない可能性があります。神社ホームページで確認するか、直接電話で問い合わせておきましょう。
知っておくべき小物とアクセサリー
七五三のときに必要な小物は、男の子と女の子で違います。男の子は、一般的に袴を着用するため、袴用の小物と懐刀や扇子が必要です。女の子の場合は、被布と着物で必要な物が異なります。くわしくは、下記表にまとめているので参考にしてみてください。
着用する物 | 必要なもの |
---|---|
男の子が袴を着る際に必要な物 | 着物(中着) 羽織 袴 長襦袢 腰紐 角帯 懐剣 お守り 羽織紐 扇子 草履 足袋 |
女の子が被布を着る際に必要な物 | 着物 被布 長襦袢 腰紐 足袋 草履 肌襦袢 伊達襟 へこ帯 巾着 |
女の子が着物を着る際に必要な物 | 着物 長襦袢 腰紐 帯 帯揚げ 帯締め しごき はこせこ・びらかん バッグ 扇子 草履 足袋 肌襦袢 帯板(帯まくら) 伊達襟 |
まとめ
七五三は、七歳、五歳、三歳のお子さまの成長と健康を祝う大切な行事です。今後の成長を願い、七五三での着物選びを通して、お子さまたちの個性や夢を見つける手助けをすることが親御さんの役割ではないでしょうか。
七五三のお祝いが、お子さまたちのこれからの道のりに寄り添い、家族全員での楽しい思い出となることを心から願います。そして、最後に、この記事が一日をすてきに彩る衣装選びのお役に立てれば幸いです。