成人式の小物:第1話〜バッグや草履はどう選べばいいの?
バッグと同じくらい、草履選びも重要です。
振袖は正装ですので、かかとの高さは5~6cmが推奨されています。小物選びでピックアップされてくる草履は、いずれも振袖にふさわしい高さや色柄となっていますので、どうぞ安心してお選びください。
若い女性しか履けない、ぽっくりもご用意しています。

地域によって、ぽっくり・こっぽり・おこぼなどと呼ばれる履物です。主に七五三のお嬢さんの履物ですが、京都の舞妓さんは今でも履いていますね。結婚式のお引き摺りで履くこともあります。このぽっくりが成人式の振袖にも似合うのです。婚礼や成人式で、少女時代の最後を締めくくる履物ということになるでしょうか。
ぽっくりは分類的には下駄になります。木製の厚い台で重たそうに見えるかもしれませんが、真ん中が繰り抜かれているので、意外と軽いのです。後ろは丸く、前は斜めに前のめりになるように削られています。走るのはちょっと難しいかもしれません。歩くと、ぽくっぽくっと可愛らしい音が鳴ります。
材質は桐が軽くて良いですね。ゆめやがこだわっているのは天板の材質や塗りと鼻緒です。
木材に塗りの天板が多い中で、ゆめやが集めたのは布製の畳表の天板です。塗りはもちろん漆です。化成の染料とはひと味もふた味も違いますね、本物の漆塗りです。その漆塗りの上に、鶴や吉祥柄の絵付けが手描きでほどこされています。
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執筆者 ゆめや通信編集部
この記事はゆめや通信編集部が執筆しています。編集部では、企画・執筆・編集・入稿の全工程を担当・チェックしています。

監修者 田村芳子
「アンティークきものレンタルゆめや」店主
着物コーディネート・着付け・和裁歴50年余。1985年に「アンティークきものレンタルゆめや」を創業。多くの人にアンティーク着物を着て頂くため、日々接客やコーディネート、着物の手入れを行っています。