ゆめやの婚礼:お寺で和婚。やって良かった?準備するものは?
また、姉の振袖のレンタルについても「式に参列できるか分からない」ということで、挙式ぎりぎりまでキープをしていただいたり。こちらがコロナ禍で二転三転してしまったにもかかわらず、意をくんでいただいた上で終始丁寧で真摯なご対応をしていただきました。全くもめることはなかったですね。
――挙式当日はどのような結婚式でしたか?
私たちは、鎌倉の明王院というお寺で仏前式を挙げたんです。挙式の5日前に自宅に衣装の黒振袖が届きまして、当日持ち込んで挙式に臨みました。着付けをしていただいた方からも「すてきなお着物でお顔の雰囲気と合っていて、とてもお似合いですよ」と褒められて、うれしかったです。また、主人もゆめやさんでレンタルした黒紋付袴を着用させていただきました。挙式では、お坊さんにお経を唱えていただいたあと、参列した主人の両親と私の姉、お友だちの前で、私たちは誓いの言葉を述べました。
――実際に挙式で「鶴」柄の黒振袖を着てみてどう思われました?
鶴柄の黒振袖と合った、アンティークの帯や小物も揃えていただきました。当日は、試着のときよりも特別感が増して「結婚式だな」という実感が湧きました。
なかなか普段は着られないアンティークの着物。作った方の思いや昔の方も着ていたものだと思いをはせると感慨深いです。また、古くから縁起が良いとされている「鶴」は結婚式でも人気のモチーフの1つですから、私も着られてうれしく思います。
著者情報
執筆者 ゆめや通信編集部
この記事はゆめや通信編集部が執筆しています。編集部では、企画・執筆・編集・入稿の全工程を担当・チェックしています。
監修者 田村芳子
「アンティークきものレンタルゆめや」店主
着物コーディネート・着付け・和裁歴50年余。1985年に「アンティークきものレンタルゆめや」を創業。多くの人にアンティーク着物を着て頂くため、日々接客やコーディネート、着物の手入れを行っています。
最新記事
【専門家監修】成人式には緑色の着物を|コーディネートのコツを徹底解説!
はじめに 成人式は一生に一度の特別な日。その日にふさわしい振袖選びは、多くの方にとって大きな悩みの一つです。特に、緑色の振袖はその上品で落ち着いた印象から人気が高まっていますが、どのように選べばいいのか、どのようにコーデ […]
ひとつ前の記事
成人式の小物:第3話〜どんなショールと髪飾りをを選べばいいの?
成人式の小物たち、第3話です。 第2話までで、草履・バッグ・帯揚げ・帯締め・重ね衿・半衿と揃いました。 今日は仕上げの、ショールと髪飾りのお話しです。 成人式は冬に開催されることが多いですね。そこで必要になるのがショール […]