ゆめやの婚礼:仏前式・いろはの「い」〜仏前式ってなに?
お寺さんにご了承いただけない場合もありますね。指輪の交換を無理に仏前式にねじ込むよりは、披露宴で指輪の交換をなさる方が、かえって盛り上がるかもしれませんよ。
ここでワンポイントです。お式に参列なさるご親族のみなさまには、お念珠を忘れずにお持ちいただくよう、招待状などでお願いしておいてください。うっかりと忘れた方のために、新郎新婦側で多めに用意しておくことをおすすめします。式の前にお声掛けなさってお貸しすると良いですよ。
さて、ご親族に思いを巡らしたところで気になるのは着席の仕方でしょう。ご高齢の方や、足腰の不自由な方もいらっしゃるでしょうから、座り方は重要チェックポイントです。
基本は新郎新婦をはじめご親族のみなさまも正座ということになりますが、最近は和室用の椅子をご用意いただいているお寺も多いようです。足腰が悪い場合などは、お寺にご確認ください。
無理なく正座ができる方にとっても、スカート丈などの衣装選びに役に立ちますので、正座か椅子かということは事前にお知らせしたいものですね。
ここで、ゆめやの婚礼衣装で仏前式の和婚を挙げられたカップルをご紹介します。
鎌倉での仏前式です。お二人の幸せなインタビューをどうぞ。
お寺の荘厳な雰囲気の中で、金や漆の朱色などの色彩とアンティークきものの調和が美しかったですね。お二人の笑顔もすてきでした。
さて、お寺で結婚式を挙げたあとは、披露宴会場に移動して披露宴を行いますか?
披露宴会場はお寺からあまり離れていないところを選びましょう。お式と披露宴を別日になさる方もいらっしゃいますが、その両方にご出席いただくご親族の負担にならないように配慮することがたいせつです。ご相談のうえしっかりと計画なさってくださいね。
和婚はしたいけれども、希望のお寺が見つからないとか、お寺と披露宴会場の移動が困難などのご不安がある場合は、仏前の挙式を扱っているホテルや披露宴会場を探してみましょう。少人数での開催でしたら、老舗の料亭などもご検討ください。僧侶が式を挙げにきてくださることもあるようですよ。
さあ、たくさんお話ししてきました。これまでの話しをまとめましょう。
・仏前式は、少人数での挙式や、静かに結婚式を挙げたいという希望にぴったり。
・花嫁の希望どおりの和婚スタイルで挙式できる。
・厳かな雰囲気の中で、親族になるという決意が芽生える。
・まずは菩提寺に相談。
・仏前式に含まれない「指輪の交換」や「友人の参列」もお寺に相談。
・着席の仕方や、会場の移動など、参列者のことを考えて決める。
・披露宴会場で仏前式を執り行っているところもある。
どうでしょうか?
漠然とした仏前式のイメージが、少しずつ現実的になってきたでしょうか?
あなたの夢を膨らませて、現実に結び付けるお助けになりましたら嬉しいです。
次回は、花嫁さんがいちばん気になる「花嫁衣裳」についてお話ししたいと思います。
花嫁衣装は、ゆめやにとってもいちばん気になるところですからね。たっぷりとお話ししますよ。どうぞ楽しみにお待ちくださいね。
ご試着申し込み
ゆめや東京店・山梨店では無料でご試着いただけます。完全予約制のため、下記ページよりご予約をおねがいいたします。
お電話でのお申し込みはゆめや東京店 03-5422-8422 まで。
ご試着のお申し込み方法
この動画ではゆめや東京・山梨店での試着WEB予約の方法をご紹介します。