黒留袖に似合う髪型は?若々しく見えるアレンジやメイクを解説
人生の中で、結婚式に参列する機会は数えるほどしかありません。だからこそ、結婚式の記憶は、強く思い出に残るものです。その中でも親族としてゲストを迎える立場で臨む結婚式は、特別な思い出として刻まれることでしょう。
特に、親の立場としてお子さまの結婚式に参列するのは、格別な気持ちになるはずです。大切なお子さまの門出を祝うために、親としてふさわしい装いで結婚式に臨みたいと思うお母さまが多くいらっしゃるのではないでしょうか。
母親の立場でお子さまの結婚式に参列する場合には、黒留袖を身につけることが一般的であり、ご存知の方も多いことでしょう。しかし、黒留袖に合う髪型や、メイクはどのようにすればいいのか、悩んでしまうかもしれません。
この記事では、お子さまの大切な結婚式にふさわしい、黒留袖に合う髪型とメイクの方法や、マナーについて紹介します。事前に知識を得ることで、美しい黒留袖姿に変身し、お子さまの大切な一日を心から祝福することができるでしょう。
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黒留袖に似合う3パターンの髪型
黒留袖に似合う髪型は、もともとの髪の長さによって異なります。ここでは、髪の長さ別に以下の3パターンの髪型を紹介します。それぞれの髪の長さの特徴を活かし、黒留袖にふさわしい品のある髪型を目指しましょう。
- 髪の長さが鎖骨よりも下の場合:エレガントなロングスタイル
- 髪の長さが肩よりも上の場合:さっぱりとしたショートやボブ
- 髪の長さが肩上から鎖骨までの場合:ミディアムのナチュラルアレンジ
ゆめやには、ショートからロングヘアまで、さまざまな髪型に合う黒留袖を多数取り揃えています。髪型のイメージに合わせて、黒留袖を選んでみてはいかがでしょうか。
エレガントなロングスタイル
ロングヘアの方が黒留袖を着る際には、すっきりとまとめ上げてエレガントなスタイルにすることができます。まとめ方によって印象が大きく異なりますので、以下のまとめ髪の特徴ふまえて選んでみてください。
- 夜会巻き:ロングヘアの中でも特に人気のあるスタイルです。ヘアワックスなどを髪全体に馴染ませてから毛束を作り、髪をねじり上げます。しっかりとねじり上げたら、ヘアピンやコームなどで毛束を固定します。このスタイルは、新郎新婦のお母さまとして出席する際におすすめです。
- シルエットを活かしたまとめ髪:ロングの髪を束ねてまとめ上げ、顔の横や後頭部でまとめます。お団子のような形のシニヨンスタイルがおすすめです。この際、ピンやヘアアクセサリーで固定すると、華やかさを添えることができます。
- 長さを活かして編み込み:顔の横からしっかりと編み込みをして、まとめ上げると、全体的に華やかな印象になります。編み込みをする際には、ほつれやおくれ毛に注意してください。必要に応じて、ヘアワックスやヘアピンなどを使いましょう。
さっぱりとしたショートやボブ
ショートやボブの髪型は、見る人にすっきりとした印象を与えます。格式の高い黒留袖を着る場面では、凛とした佇まいを演出することができるでしょう。黒留袖に合うショートやボブの髪型を挙げてみます。
- ショートのナチュラルウェーブ:ショートヘアにヘアアイロンなどでナチュラルなウェーブをかけてみてはいかがでしょうか。カジュアルすぎず、上品さを感じさせるスタイルに仕上がります。そのため、結婚式のようなフォーマルな場面でも違和感がありません。ウェーブを毛先にかけることにより、衿元や首元を美しく見せることができます。
- ボブのストレート:ストレートのボブは、シャープで清潔感のあるスタイルです。黒留袖と合わせることにより、より女性らしい美しさを引き立てることができます。髪をそのまま下ろしておくのもいいですが、サイドを耳にかけることで、顔のラインをすっきりと見せるのもおすすめです。
- 夜会巻き風にアレンジ:ショートやボブの人でも、衿足の髪をまとめてヘアピンなどで固定することで、夜会巻きのようなスタイルに仕上げることができます。この際、前髪はやや高めに立ち上げて、バックに流すのもおしゃれです。
ミディアムのナチュラルアレンジ
ミディアムヘアの髪の長さは、アレンジの幅が広いのが特徴です。そのため、さまざまなスタイルを楽しみながら、黒留袖にあったアレンジを探してみることができるでしょう。おすすめのアレンジ例を紹介します。
ナチュラルウェーブ:ヘアアイロンなどを使って、自然なウェーブをつけてみましょう。この際、カールの強さはやや控えめにすることにより、柔らかい雰囲気のスタイルに仕上げることができます。このようなスタイルは、黒留袖の格式高い雰囲気にぴったりです。
ボリュームアップしてシニヨンに:黒留袖にはアップスタイルがよく似合います。しかしながら、ミディアムヘアの人は髪の長さが足りない場合があります。そのようなときに利用できるのが、ネット付きのシニヨンバレッタ。ネットの中に付け毛やエクステンションを入れることで、シニヨンを作ることができます。
サイドにまとめるスタイル:サイドの髪を束ねてねじり、中央にピンで固定すると個性的な印象に。すっきりとまとまったスタイルは、黒留袖との相性も抜群です。ねじった部分にパールの飾りがついたヘアアクセサリーなどを加えると、さらに魅力的に仕上がります。
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黒留袖に合うおすすめのヘアアレンジ3選
黒留袖に合う髪型を考える際には、髪の長さとそれに合わせたヘアスタイルを適宜選ぶことが大切です。ここまでに、それぞれの髪の長さに合わせたおすすめのヘアスタイルを紹介してきましたが、ここではさらに華やかになるアレンジ方法を、髪の長さ別に3つ紹介します。
- ロングヘアアレンジ:基本の夜会巻きをよりすてきに
- ショート・ボブアレンジ:ヘアアクセサリーを使って華やかさをアップ
- ミディアムヘアアレンジ:ボリュームアップがアレンジの鍵
ロングヘアは基本の夜会巻き
上記にも紹介したように、ロングヘアの方におすすめなのが夜会巻きです。夜会巻きは非常に品のある髪型で、格式の高い黒留袖にぴったりです。ここでは、基本の夜会巻きの方法と、ゆめやがおすすめする夜会巻きに合わせるとより華やかになるかんざしの例を紹介します。
夜会巻きの手順
- 髪の毛を中心からサイドに分けて、しっかりとカールをつけます。
- 後ろで一つにまとめ、低めの位置で束ねます。
- 束ねた部分をくるくると巻き上げて、ピンやコームで固定します。
- まとめ上げた部分に髪飾りやパールのヘアアクセサリーなどをあしらうのもおすすめ。
ゆめやおすすめのかんざし例
- べっ甲に牡丹とトルコ石のバチ型かんざし:べっ甲調のバチ型に白い牡丹の花が手描きされたかんざしで、花心のトルコ石が印象的です。
- 椿と鉄線のトップが丸いバチ型かんざし:バチ型かんざしにしては珍しい、丸いフォルムのかんざしです。柔らかい雰囲気を演出したい方に最適です。
- べっ甲に菊の手彫りと金塗りの櫛形かんざし:本べっ甲で作られたかんざしです。縁には菊の花が手彫りされ、金の塗りがほどこされており、貫禄があります。かんざしをさりげなく挿したい方におすすめです。
ショート・ボブはアクセサリーで華やかに
ショートやボブの髪型は髪の長さが短いため、どのようにアレンジすべきか悩んでしまうかもしれません。いろいろなアレンジ方法はありますが、最も簡単で華やかにアレンジできる方法は、ヘアアクセサリーをうまく活用することです。
ショートやボブにおすすめのヘアアクセサリーには、以下のものがあります。
ショートやボブにおすすめのヘアアクセサリー
- ヘアピン:短い髪にも使いやすく、飾りがついているものであれば華やかな印象に。サイドやトップ部分に刺すだけでも明るい雰囲気になります。
- コーム型のヘアアクセサリー:頭の後ろやサイドに挿せば、しっかりとした存在感を示します。黒留袖には、派手なものを避けて上品なデザインのものを選びましょう。
- かんざし:編み込みやねじりを入れることができれば、そこにかんざしを挿すこともできます。
- つけ毛:衿足にある程度の長さがあるショートやボブの場合、つけ毛を使うなどしてアップスタイルを試してみるのもおすすめです。
また、ゆめやでおすすめの黒留袖に似合うかんざしを紹介します。
ゆめやおすすめのかんざし例
- 白から紫メインの洋花のビーズ細工かんざし:小花が流れるように配置され、華やかで若々しい印象のかんざしです。
- 黒地に小花のワイヤーアートの洋風かんざし:人気のワイヤーアートを使ったかんざしです。黒や白が中心となっているため、黒留袖にすんなりと馴染みます。
- 金色の葉っぱに真珠や宝石デザインのかんざし:パールや宝石を模した細工が取り付けられています。水面を表現するかのようなさわやかな印象のかんざしです。
ミディアムはボリュームアップ
ミディアムヘアは、さまざまなアレンジができるちょうどいい長さです。アレンジをするにあたって気をつけたいのは、ボリューム感。髪の長さがロングよりも短いため、ボリューム感がかけて見えることがあります。そのため、トップのボリュームを出すことで、バランスが良くなります。ここでは、黒留袖に似合うおすすめのボリュームアップアレンジ方法を紹介します。
おすすめのボリュームアップアレンジ方法
- 髪の毛をしっかりと乾かした後、トップ部分を少し持ち上げてワックスやヘアスプレーを使って固定します。この際、髪の根元から少し引っ張るようにしてボリュームを出すのがポイント。
- ヘアアイロンなどを使って、髪全体の緩やかなウェーブをつけて、より女性らしい雰囲気に。
- サイドや後ろをしっかりとまとめて、へアクセサリーで飾って完成です。
また、ボリュームアップをしてまとめた髪にはかんざしを挿してみてはいかがでしょうか。こちらは、ゆめやがおすすめする黒留袖に合うかんざしです。
ゆめやおすすめのかんざし例
- 椿と鉄線のトップが丸いバチ型かんざし:丸いフォルムが優しい印象を与えるかんざしです。
- べっ甲に菊の手彫りと金塗りの櫛形かんざし:本べっ甲のかんざしで、優美で上品な印象に。
- 唐草の透かし彫りのべっ甲調のかんざし:少し透明感があるかんざしです。若い方から年配の方まで、幅広く着けていただくことができます。
黒留袖の着用時の前髪
黒留袖に似合う髪型やヘアアレンジ方法はさまざまで、髪型によって黒留袖を着たときの印象が大きく変わります。髪型を考えるうえで忘れてはならないのは、前髪をどうするべきかです。前髪によって、与える印象が大きく変わることを理解しておきましょう。
ここでは、前髪のパターンと与える印象について紹介します。
- オールバック:前髪を後ろに流す方法です。顔全体をすっきり引き締め、表情を明るく見せる効果があります。
- サイドパート:前髪を右か左かのサイドで分けて、おでこを出します。落ち着いていながらも、華やかでエレガントな印象を与えます。
- センターパート:前髪を真ん中で分けて、おでこを出します。落ち着いたクラシカルな印象になるのが特徴です。
- 流し前髪:前髪を横に流します。おでこを前髪でやや隠すのがポイント。前髪の曲線のラインがソフトで女性的な印象を醸し出します。
- 短め前髪:前髪を短めに切り、おでこを隠します。若々しく、はつらつとした雰囲気を好む人におすすめ。
- 耳隠し:前髪をサイドに流して、耳を隠します。レトロで個性的な仕上がりになります。
前髪の長さや、理想とする印象に合わせて、前髪のアレンジにもこだわってみてください。
メガネ使用時におすすめの髪型
普段からメガネを着用している方にとって、黒留袖のときにメガネをかけていてもいいのか、またどのような髪型が似合うのか、気がかりになるかもしれません。黒留袖を着る際にメガネをかけてはならないというルールはありません。しかし、フォーマルな場にふさわしいメガネを選ぶことは必要です。黒留袖に合わせやすいメガネの一例は下記の通りです。
- フレームがない・フレームが細いメガネ
- オーバル型のメガネ
- 着物の色に合ったメガネ
また、これらのメガネを着用する際には、前髪にも気をつけましょう。メガネに前髪がかかってしまうと垢抜けていない印象を与えてしまいます。そのため、おでこをすっきりと見せる前髪が特におすすめです。オールバックやサイドパート、センターパートなどを試してみてはいかがでしょうか。
黒留袖の着用時に若々しい髪型に見せるポイント
黒留袖は上品で落ち着いた印象を与える装いです。それにふさわしい髪型はさまざまな種類がありますが、髪型によっては全体的に老けて見える印象を与えてしまう恐れもあります。例えば、髪の乱れやボリュームの出しすぎ、まだらな白髪は、老けた印象を与えてしまうため注意しましょう。ここでは、若々しい髪型に見せるためのポイントを紹介します。
- 明るめのカラーリング:ヘアカラーを明るめにすることで、顔まわりを明るく見せましょう。
- 髪表面のツヤ感を意識:髪表面にツヤ感があると若々しく見え、上品さもプラスされます。
- 自然なボリュームを持たせる:トップやシニヨンに自然なボリューム感を出すことが大切。全体のバランスに合ったボリューム感を意識してください。
- シニヨンの位置:シニヨンの位置を下げすぎると老けて見えます。ちょうど良い位置でシニヨンを作ることで、首元をすっきりと見せます。
- ねじりやカールのアレンジ:髪をまとめる際に、ねじりやカールを入れることにより、華やかで若々しい印象になります。
これらのポイントを取り入れて、黒留袖に映える若々しい髪型を目指してみましょう。
黒留袖着用時に髪飾りを使用する際の注意点
黒留袖にふさわしい髪型に整えるにあたって、ヘアアクセサリーなどの髪飾りの使い方が非常に重要です。特に黒留袖を着用するのは結婚式などのフォーマルな場面が多いため、注意すべき点がいくつかあります。マナー違反にならないよう、以下のポイントに注意しましょう。
- パールのヘアアクセサリーがおすすめ
- ヘアアクセサリーの位置
- 花の飾りは使用しない
- 派手なヘアアクセサリーは避ける
パールのヘアアクセサリーがおすすめ
パールは、冠婚葬祭のさまざまなフォーマルな場面で用いられるアクセサリーです。そのため、結婚式で身に着けても問題ありません。黒留袖を着用する際に、パールのネックレスなどのアクセサリーは身に着けることはできませんが、ヘアアクセサリーにパールがあしらわれたものを使うことができます。パールのヘアアクセサリーは、シニヨンの中心やサイドに取り付けると、品のある装いになります。
ヘアアクセサリーの位置
ヘアアクセサリーの位置にも気をつけましょう。着ける位置によって印象が異なります。若々しい印象にしたい方は、やや高い位置にヘアアクセサリーを着けます。一方、落ち着いた印象や上品さを出したい方は、低めの位置に着けてみてください。
花の飾りは使用しない
着物に合わせる髪飾りとして、生花や造花などの花飾りが選ばれることは多いですが、結婚式で黒留袖を着用する際には避けるのがマナー。特に生花は新婦の特権です。お母さまが新婦の特権を奪うことはできませんし、黒留袖のまとめ髪にもミスマッチです。
派手なヘアアクセサリーは避ける
結婚式はフォーマルな場です。そのため、派手すぎない上品なヘアアクセサリーを選ぶようにしましょう。過度に髪を盛ったり、大きめのリボンやヘッドドレスなどは、黒留袖にはふさわしくありません。あくまでも結婚式の主役は新郎と新婦です。着飾るよりも気品を保つことを心がけましょう。
ヘアサロンでのスタイル依頼の3つのコツ
黒留袖に似合う髪型やスタイルはさまざま。普段から自分で髪をセットすることに慣れている人は、自分でセットをするのもいいでしょう。しかし、あまり慣れていない人や着物に合わせるヘアセットをしたことがない人にとっては難しいと感じてしまうかもしれません。
そんなときに強い味方になってくれるのがヘアサロンです。プロの手で、黒留袖にふさわしい髪型にセットしてもらえれば、自信を持って結婚式に臨むことができるでしょう。ヘアサロンに依頼する場合には、以下の3つのコツを押さえておく必要があります。
- 用途を伝える
- 長さや毛質を伝える
- 好みや希望を明確に
これらのコツを踏まえて、黒留袖にぴったりのすてきな髪型を目指しましょう。
用途を伝える
まずは、どのような用途での髪型を希望するかを伝えましょう。また、その際どのような装いを予定しているのかによっても、セット内容が異なります。
例えば、結婚式に参加するための髪型にしてほしいと伝えたとします。一口に結婚式と言っても、どのような立場で参列するのか、どのような衣装を選ぶのかがわからなければ、適切な髪型にセットすることができません。
親族の立場で黒留袖を着る場合や、新郎新婦の姉妹として振袖を着る場合、もしくはゲストとして訪問着を着る場合で髪型が変わってくるからです。さらに、着物の色や柄によっても似合う髪型が異なります。そのため、用途・立場・具体的な衣装の内容をしっかりと伝えましょう。
長さや毛質を伝える
理想的な髪型に仕上げてもらうために伝えるべきポイントの一つは、自分の髪の長さや毛質を伝えることです。ショート、ボブ、ミディアム、ロングなど、髪の長さによってセットできるアレンジ方法が異なります。また、毛質によってもセット方法が異なりますので、ヘアサロンの予約時にあらかじめ相談しておくとよいでしょう。
例えば、ロングの方の場合は以下のように伝えることをおすすめします。
- 髪の長さ:髪の長さは鎖骨の下、胸にかかる程度です。
- 毛質:軽い癖毛なので、全体的にややうねりがあります。
これらの情報を伝えておくことで、ヘアサロンの担当者もイメージを抱きやすくなり、事前にアレンジ方法を検討しやすくなります。
好みや希望を明確に
プロの手で髪型をセットしてもらうにあたって、全てをお任せするのも一案ですが、やはり自分の好みや希望を叶えた髪型にしてほしいですよね。ですが、はっきりしない伝え方をすると、ヘアサロンの担当者はどのようにすればよいかわからず困ってしまいます。担当者には、具体的にどのようにしてほしいのかを伝えるようにしてください。
例えば、「華やかなアップスタイルにしたい」や「シンプルなまとめ髪にしてほしい」など、イメージを具体的に伝えましょう。この際、自分のイメージに近い髪型の写真を見せるとスムーズに進みます。また、かんざしなど使用する予定のヘアアクセサリーがある場合も伝えるようにしましょう。
黒留袖に似合うメイクのコツ
黒留袖を着るにあたっては、髪型だけでなくメイクも考慮する必要があります。黒留袖は格式の高い着物であり、結婚式などのフォーマルな場面で用いられるものです。そのため、メイクも普段通りではなく、黒留袖にふさわしく仕上げたいものです。
黒留袖は黒が基調のシックな着物です。そのため、全体的にメイクは上品で落ち着いたものが好まれます。しかしながら、メイクが控えめすぎると黒留袖に負けてしまうので、バランスをとることを意識しましょう。以下にメイクのポイントをまとめてみました。
- アイシャドウ:ブラウンやグレーのような控えめな色を選びます。派手なカラーは避け、自然な影をつけることで深みを持たせましょう。
- アイライン:黒すぎると硬い印象になってしまいます。そのためダークブラウンがおすすめ。目の形をきれいに見せることで、華やかさが一段と増します。
- マスカラ:アイラインと同様にブラウン系を選ぶと、上品な印象をキープできます。
- チーク:ピンクやオレンジを少し入れることで、顔色を明るく見せることができます。ただし、あくまでも控えめに。過度に赤みがかっていると、黒留袖の格式を損ねてしまう恐れがあります。
- リップ:濃い赤系がおすすめ。朱、紅といった伝統的な古典色が肌と馴染み、黒留袖にもよく合います。
- 眉毛:眉毛は顔の印象を大きく左右する、重要なポイントです。自然な太さで、しっかりとした形を保ちましょう。眉マスカラを使って、自分の髪色に合わせてみてください。
また、メイクをする際には髪型とのバランスを考えることも重要です。髪型がシンプルな場合は、メイクで少しアクセントをつけてみましょう。例えば、シンプルなアップスタイルの場合には、リップやアイシャドウに色味を少し足してみると華やかさが増します。一方で、かんざしやヘアアクセサリーなどが多い場合には、メイクは控えめに。髪型とメイクの両方が派手だと、うるさく感じてしまう可能性があります。
そのほか、髪色もメイクに大きく関係します。髪色が黒やダークブラウンの場合は、メイクをブラウン系にすると統一感が出ます。一方で明るいカラーの場合は、ピンクやオレンジなどの明るい色を取り入れるとフレッシュな印象を与えることができます。髪型とメイクのバランスを意識して、特別な場にふさわしい黒留袖姿を演出してみましょう。
ゆめやでは、黒留袖のレンタルのほか、黒留袖に合うかんざしなどの小物類のレンタルも可能です。着物に精通したスタッフが、トータルコーディネートをご提案します。その際、髪型やメイクのポイントなども紹介できるため、初めて黒留袖を着る方も安心してお任せください。着用後のお手入れや保管の心配も不要です。結婚式の一日を、何の憂いもなくお過ごしいただけるお手伝いをいたします。
黒留袖の5つのマナー
留袖は、着物の中でも最も格式が高いものです。特に黒留袖は、結婚式などのフォーマルな場で用いられるため、守るべきマナーがいくつかあります。ここでは、黒留袖を着るときに覚えておきたい以下のマナーについて詳しく紹介します。
- 黒留袖を着る人の立場
- 髪型
- 紋
- 装飾品類(アクセサリー)
- ネイル
黒留袖を着る人の立場
結婚式で黒留袖を着る人の立場は明確に決まっています。そのため、結婚式に参列する誰もが着ることができるわけではありません。黒留袖を着ることができるのは下記の立場の人です。
- 新郎新婦の母親
- 新郎新婦の親族の既婚女性
基本的には新郎新婦に近しい立場で、かつ既婚女性が黒留袖を着ることができます。新郎新婦の親族であっても未婚女性の場合には、振袖または色留袖を選びましょう。また、ゲストとして結婚式に参列する場合、留袖は着用しないのが一般的です。その代わりに、訪問着を選ぶことが推奨されます。
髪型
黒留袖を着る際には、髪型にも注意が必要です。黒留袖を着用するのは、上述したように新郎新婦の親族としての立場にある人です。そのため、主役は新郎新婦であるということと、ゲストを迎える立場であることを忘れてはいけません。
髪型は上品でシンプルなものがおすすめです。例えば、夜会巻きなどは黒留袖の際に好まれる髪型の一つです。一方で、主役よりも目を引くような華やかすぎるアップスタイルや、大ぶりのヘアアクセサリーや生花を髪にあしらうのはふさわしくありません。自分の立場をしっかりと理解して、黒留袖にふさわしい髪型を選びましょう。
紋
黒留袖は格式が高い着物であるため、紋が入っていることが一般的です。紋の数によって格式が異なりますが、黒留袖には最も格式の高い五つ紋が入っています。五つ紋の場合、両胸、両外袖、背中に紋があしらわれています。
紋とは、それぞれの家に伝わるロゴマークのようなものです。その家系に古くから受け継がれてきたものが紋であり、その家になんらかのゆかりのある紋様やモチーフが紋となっています。着物に紋をつけることで、その家系を代表することを意味していると言えるでしょう。
レンタルの場合には、通紋と呼ばれる誰でも使ってよいとされる紋があしらわれています。自分の家の紋がわからない場合にも、通紋を使えば問題ありません。なお、女性については、結婚した家の紋を使っても実家の紋を使っても問題ないとされています。
紋は五つ紋だけではなく、三つ紋と一つ紋があります。三つ紋の場合は、背中と両外袖に紋があしらわれ、一つ紋は背中に紋が入っています。新郎新婦の親族の未婚女性が色留袖を着用する場合には、三つ紋を選んでもいいでしょう。
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装飾品類(アクセサリー)
普段からアクセサリーを身につけている人は、黒留袖のときもいつもと同じように身に着けていいか気になるのではないでしょうか。基本的に、黒留袖を着るときにはアクセサリーはできるだけ着けないのがマナーとされています。
身に着けてよいとされているのは、結婚指輪です。一方で、ファッションリングはふさわしくありません。そのほか、ネックレスやイヤリング、ピアスなどは身に着けないことが推奨されています。
なぜ黒留袖でこのようなアクセサリーを身に着けてはいけないのでしょうか。その理由の一つとして考えられるのが、もともと日本の文化として、アクセサリーを身に着ける習慣がなかったということです。アクセサリーは洋服とともに流入してきた新しい服飾文化であり、そもそも着物には合わないと考えられていることが理由だと言えるでしょう。
その一方で、着物文化の中で生まれてきたアクセサリー類は着けても構いません。かんざしなどのヘアアクセサリーはその一例です。他にも着物を装飾する小物として、半衿や帯締め、帯揚げ、帯留めなどがあります。しかし、黒留袖はフォーマルな着物であるため、半衿や帯締め、帯揚げは白が基調と定められており、帯留めは使用しません。
黒留袖は、アクセサリーによる補助がなくても十分に華やかな衣装です。装飾品そのものを身にまとっている気持ちで、結婚式に臨んでみてはいかがでしょうか。
ネイル
ネイルで指先を彩ることが好きな方も多くいらっしゃることでしょう。では、黒留袖を着るときにネイルを着けていても問題ないのでしょうか。基本的には派手なネイルは避けるのが無難とされています。そのため、華やかなアートネイルなどもふさわしくありません。
もしネイルをするのであれば、ベージュやピンクなどの控えめな色を選ぶことをおすすめします。ネイルで指先を美しく見せるのもよいですが、爪の長さを整えたり、磨いたりすることによって、十分品のある指先に仕上がるはずです。
黒留袖にふさわしい髪型とメイクで特別な結婚式を彩る
黒留袖は最も格式が高い着物であり、新郎新婦の親族として結婚式に参列する際に着ることが多いです。大切な場面で着用するからこそ、黒留袖にふさわしい髪型やメイク、黒留袖を着るときのマナーをあらかじめ知っておくことで、自信を持って当日を迎えることができるでしょう。
また、留袖にふさわしい髪型は髪の長さによっても異なります。自分の髪の長さや毛質、好みなどを踏まえて、当日身にまとう黒留袖に合う髪型を選んでみてください。きっと、その日一日がかけがえのない美しい思い出として、記憶にも写真にも残るはずです。
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