水色の地に赤い雲取りと扇や几帳の色振袖【fui121】

日本の伝統色を詰め込んだ、アンティーク色振袖です。水色の地に、赤い絞り模様が雲取りで描かれています。

大きく描かれているのは扇と几帳です。そのなかに、松竹梅や鳳凰の丸紋、亀甲、花薬玉、熨斗目、青海波などが描かれています。すばらしいアンティーク色振袖ですね。

アンティークものっていうのは、ほとんど無地の部分が無いほど手描きがされていまして、今のプリントとはまったく違う深みがあります。絵付けに加えて手刺繍もほどこされています。

この手刺繍で陰影が生まれるのですよね。ですから、陽の光の下でお召しいただいて、写真などを撮影されますと、きものが浮き立つほどの存在感を放ちます。

これだけのクラスのアンティークになりますと、ゆめやでは、アンティークの手刺繍の半衿が付いた長襦袢をお召しいただいています。全体の雰囲気を統一するには、時代を合わせることがたいせつですからね。

身丈が１６５cm、袖丈が１０７cm、裄丈は６５～６７cmほどだと思います。身長が１６０～１７０cmほどでしたら、おはしょりを出して着ていただくことができます。お引きすりでもお召しいただけますよ。

撮影に使った帯は綴れ帯（つづれおび）です。白地に手刺繍が入っています。この帯ではちょっとさみしいでしょうか。

必ずこのセットで、というわけではございません。ほかにも似合いそうな帯をたくさんご用意していますので、画像の帯にかかわらずご納得のいかれる帯を選んでください。

成人式の振袖や花嫁衣裳でお召しになってください。