千草色のぼかしにリンドウの付け下げ【hou145】

千草色のぼかしの付け下げです。紋は入っていません。千草色というのは、わずかに緑みを帯びた明るい青色と定義されています。不思議な色ですよ。お空のような色です。薄いブルーやグリーンのような色から濃いブルーやグリーンにかけてのぼかしになっています。地色は千草色です。写真でお伝えするのは難しそうな色ですね。

白いリンドウが描かれていますね。リンドウは秋の野山に自生する植物で、花の季節は１０月です。１０月にお召しいただくと、たいへんおしゃれですが、袷ですので、秋から春にかけて、いろいろな帯を合わせて楽しんでいただけそうです。

アンティークではありませんが、現代よりもちょっと前のきもので、化繊も混じっていません。裏も上質ですね。スコッチガード加工というのがほどこしてあるようです。汚れに強く、水をはじく加工らしいです。これなら気軽に着てお出かけできますね。

身丈が１６６cm、袖丈が４９cmですので、身長が１６１～１７１cmほどの方にちょうどよいサイズです。衿もきれいですし、おもしろい色合いですよ。個性的なきものをお召しになりたい方は、ぜひご検討ください。