【卒業式に】ブーツ×袴スタイルの基礎知識｜レンタルで失敗しない選び方ガイド

はじめに

卒業式に袴を着たいけれど、履物は何にしようか迷っている方も多いのではないでしょうか。

ブーツを合わせた袴スタイルは、レトロモダンでおしゃれな雰囲気を演出できると人気ですが、初めての方にとっては以下のような悩みがあるかもしれません。

• 袴に合うブーツの選び方が分からない
• ブーツと袴の長さのバランスが不安
• レンタルショップでブーツも一緒に借りられるのか知りたい

この記事では、卒業式の袴にブーツを合わせる際の選び方や、コーディネートのポイントを詳しく解説します。

記事を読むことで、以下のようなことが分かります。

• 袴に合うブーツの種類や特徴が分かる
• ブーツと袴の長さの調整方法が理解できる
• レンタルショップでのブーツの借り方が分かる
• おしゃれな袴×ブーツコーデの参考になる

卒業式の袴スタイルに、ぜひブーツを取り入れてみませんか？

この記事を参考に、自分らしいレトロモダンな卒業式の装いを完成させましょう。

アンティークきものレンタルゆめやでは、卒業式を彩る多彩な袴をご用意しています。早めにご予約いただくことで、心から気に入った袴姿で卒業式を迎えていただけます。遠方の方には「自宅で下見プラン」もご用意していますので、お気軽にご相談ください。

【口コミ調査】卒業式で袴×ブーツスタイルが人気の理由とは？

近年、卒業式の袴に合わせる履物にブーツを選ぶ人が増えています。

でも、なぜブーツが選ばれているのでしょうか？ここでは、卒業式で袴×ブーツスタイルが人気となっている理由を探ってみます。

ブーツは寒い時期の卒業式に最適！防寒対策にもなる

卒業式の時期は、まだ寒さが残る2月から3月が中心。そんな時期に、足元が冷えやすい草履を選ぶよりも、ブーツを選ぶ人が多いようです。

口コミでは、以下のような意見が見られました。

• 「3月の卒業式で、草履だと足が冷えそうだったからブーツにした」
• 「ブーツなら足元が暖かいし、防寒対策にもなるから安心」
• 「屋外での撮影もあったから、ブーツの方が寒くなくて良かった」

確かに、ブーツなら足首まですっぽりと覆ってくれるので、草履に比べて防寒効果は高いですよね。特に屋外での記念撮影があるなら、ブーツを選んでおくと安心です。

レトロモダンな雰囲気がおしゃれ！袴との相性も抜群

ブーツが人気の理由としてもう一つ挙げられるのが、レトロモダンでおしゃれな雰囲気を演出できること。

袴とブーツの組み合わせは、古き良き時代を思わせるレトロな印象でありながら、どこかモダンでおしゃれな装いに仕上がります。

口コミでは、次のような声が聞かれました。

• 「レトロな雰囲気の袴に、ブーツを合わせるのが逆に今っぽくてかわいい」
• 「ちょっとモダンな感じの袴に、編み上げブーツを合わせたら思った通りのイメージになった」
• 「友達から、ブーツを合わせた袴姿がおしゃれだと褒められた」

袴とブーツのコーディネートは、レトロでクラシカルな雰囲気もあれば、モダンでおしゃれな印象も演出できる、まさに今どきの卒業式スタイル。トレンド感もあるので、友達から褒められる可能性も高いですね。

編み上げブーツやサイドゴアブーツなど、和装に合うブーツのデザインも増えてきているので、自分好みの一足を見つけやすいのも魅力だといえるでしょう。

卒業式の袴×ブーツは、防寒対策としてだけでなく、おしゃれを楽しむアイテムとしても人気が高まっているようです。

卒業式の袴に合わせるブーツの種類と特徴

卒業式で人気となっている袴のブーツスタイルですが、どのようなブーツを合わせればいいのでしょうか。ブーツにもショートブーツやロングブーツなどさまざまな種類があり、どれを選べば良いのか迷ってしまいますよね。

そこでここでは、袴に合わせるブーツの種類と特徴、基本的な選び方について詳しく解説します。

袴に合わせるブーツの種類

袴に合わせるブーツは、大きく分けて以下の3種類があります。

【ショートブーツ】

• くるぶしまでの長さで、足首が見えるデザイン
• 筒丈は14cm前後
• 洋服用のブーツを流用できるため、卒業式後も使いやすい
• モダンな袴スタイルに合う
• 袴レンタルショップでの取り扱いがない場合もあるので、自分で用意する必要も

【編み上げブーツ】

• 卒業式の袴に最も多く選ばれるブーツ
• 筒丈は22cm前後
• 編み上げデザインが特徴的
• レトロな雰囲気を演出できる
• 袴レンタルショップでも取り扱いがある場合が多く、レンタルしやすい

【ロングブーツ】

• ふくらはぎ下までカバーする長めのブーツ
• 筒丈は30cm以上
• 袴の裾から脚が見えるのを防げる
• 防寒対策にも効果的
• ただし、あまりに長すぎるブーツは脱ぎ履きがしにくく、歩きにくいため避けた方がよい

ブーツ選びのポイントは、袴の丈に合った筒丈のものを選ぶことです。また、編み上げブーツやサイドゴアブーツなど、着脱しやすいデザインを選ぶのもおすすめです。

袴に合うブーツの色と素材選び

袴に合わせるブーツは、黒や茶色などの落ち着いた色が無難です。ただし、最近はくすみカラーの袴に合わせて、ベージュや白のブーツを選ぶ方も増えています。

ブーツの素材は、合成皮革やスウェードなどが一般的です。本革のブーツは高級感がありますが、雨の日は着用後のメンテナンスに注意が必要です。

また、ブーツのヒールは5cm程度までに抑え、つま先があまり尖っていないデザインを選ぶのがおすすめ。ヒールが高すぎると歩きにくく、つま先が尖っていると和装に合わないことがあります。

レンタルの際は、ブーツの種類や色、素材にも気を配って、自分に合ったものを選びましょう。レンタルショップのスタッフに相談しながら、トータルコーディネートを完成させるのが良いでしょう。

ブーツの選び方とモダンでおしゃれな袴×ブーツコーデ集

卒業式の袴とブーツのコーディネートの中でも、特にレトロモダンなスタイルに人気が集まっています。

そこでここでは、おすすめのレトロモダン袴×ブーツコーディネート例をご紹介します。

卒業式におすすめの袴×ブーツコーデ4選！

以下では着物のプロ監修のもと、おすすめのレトロモダンコーデ例を4つご紹介します。

【コーデ例1】

• 袴：黒の無地
• 着物：赤味がかったエンジ色
• ブーツ：黒のショート丈

黒のブーツで引き締め効果を出しつつ、レトロな雰囲気を演出。髪飾りや巾着などの小物も黒で統一すれば、まとまりのある着こなしになります。

「あずき色のぼかしに花薬玉の色振袖」あずき色のぼかしを施した地に花薬玉を描いた色振袖と、濃紺の袴のレトロテイストなコーディネートです。シックな色の取り合わせに、白黒の半幅帯を締めてアクセントとしました。足元は黒のブーツで洗練された装いに。

【コーデ例2】

• 袴：グレーがかったグリーン
• 着物：クリーム色の桜柄
• ブーツ：茶色のミドル丈

「薄いピンク地に菱文様と春秋柄の小振袖」淡いピンク色の地に古典模様を細やかに描いた小振袖と、グレーがかった黄緑色の袴のコーディネートです。あえて袴紐の裏地を見せるように結び、ふんわりとした色合いの引き締め役に。足元は茶色のブーツで可憐な印象に仕上げました。

袴と着物の淡い色合いに、ブーツの茶色が優しく調和します。ナチュラルな雰囲気の着こなしがおすすめポイントです。

【コーデ例3】

• 袴：黒地に赤の矢羽根模様
• 着物：クリーム色の色無地
• ブーツ：黒の編み上げブーツ（筒丈22cm前後）
• 小物：赤の髪飾りと巾着袋

「ストロー色に藤の花尽くしの訪問着」柔らかな黄色の地に藤の花を描いた着物と、ハートの地紋を織り出したエンジ色の袴のコーディネートです。ピンク色～赤色系の装いに、銀ビラの付いた赤い髪飾りを合わせて色の統一感を大切にしています。足元は黒色のブーツですっきりと。

黒の袴に赤の矢羽根模様が入ったレトロな雰囲気の袴に、クリーム色の無地の着物を合わせて、モダンな印象に。

足元は黒の編み上げブーツで引き締めつつ、赤の髪飾りと巾着袋で袴の赤とリンクさせています。

レトロとモダンが融合した、おしゃれな袴スタイルの完成です。

【コーデ例4】

• 袴：紺地に白の麻の葉模様
• 着物：レモンイエローの小紋
• ブーツ：キャメル色のサイドゴアブーツ（筒丈14cm前後）
• 小物：白の髪飾りと籠バッグ

「ピーチベージュに雲取、牡丹、菊の中を鳥が舞う小振袖」ピーチベージュの地に小鳥や花々を描いた小振袖と、シンプルな黒色の袴のコーディネートです。優しい色合いの振袖に呼応して、白色系の華やかな髪飾りを選びました。サイドゴアブーツで現代的な美意識を加えた、若々しい装いです。

紺地に白の麻の葉模様が入った袴に、レモンイエローの小紋の着物を合わせた爽やかなコーデ。足元はキャメル色のサイドゴアブーツで、ナチュラルな雰囲気をプラス。

白の髪飾りと籠バッグで、春らしい装いに仕上げています。ショートブーツなら、袴をレンタルして卒業式で着た後も、普段使いしやすいのがうれしいポイント。ライダースジャケットと合わせてカジュアルダウンするのもおすすめです。

卒業式の袴×ブーツコーデは、レトロでクラシカルな雰囲気とモダンでおしゃれな印象、どちらも楽しめるのが魅力。ぜひ自分らしいコーディネートを見つけて、最高の卒業式の思い出を作ってくださいね。

卒業式用の袴と着物の選び方

「袴×ブーツ」のおすすめコーデはお分かりいただけたと思いますが、肝心の袴と着物はどのように用意すればいいのでしょうか。

ここでは、卒業式のブーツスタイルを完璧にするための袴と着物選びのポイントをご紹介します。

卒業式の袴と着物のデザイン選びのポイント

卒業式の袴と着物選びで重要なのは、自分の好みや個性を表現できるデザインを選ぶことです。

着物は色や柄のバリエーションが豊富なので、まずは好みの着物を決めてから、それに合う袴を選ぶのがおすすめです。

着物の柄は大きく分けて、古典柄、レトロ柄、モダン柄の3種類があります。

• 古典柄：桜や梅、牡丹などの伝統的な花柄や吉祥文様が特徴。上品さと品格が感じられます。
• レトロ柄：落ち着いた色合いとシンプルな柄が特徴。懐かしさとかわいらしさを兼ね備えています。
• モダン柄：バラやダリアなどの西洋の花柄や、リボン、幾何学模様などが特徴。華やかで目を引くカラーが多いです。

「青海波柄の紫苑色に菊や紅葉の小振袖」深い紫苑色の地に菊や紅葉を色鮮やかに描いた小振袖と、上品な緑色の袴のコーディネートです。シックな色合いに、奥ゆかしい古典美が引き立ちます。

「ダイヤ柄にモノクロの菊紋様の小振袖」カラフルなダイヤ柄を背景にモノトーンの菊を描いた小振袖と、濃紺の袴のコーディネートです。レトロモダンな色柄のコントラストが目を惹き、オリジナリティに富んだ着こなしをお楽しみいただけます。

「クリームイエローに牡丹や菊が咲く小振袖」クリームイエローの地に四季の花を描いた小振袖と、モスグリーン色の袴のコーディネートです。日本古来より多用されるモチーフを、洋画タッチで描いたモダンな一枚。シンプルな袴が、振袖の艶やかさを一層引き立てます。

また、柄に込められた意味を考えて選ぶのもおすすめです。

例えば、桜は「物事の始まり」や「五穀豊穣」、梅は「生命力」や「逆境に耐える」、椿は「繁栄」や「魔除け」などの意味があります。

着物に合わせる袴は、無地のものが定番ですが、最近はぼかしやレースが入ったデザインも人気です。

着物の雰囲気に合わせて、袴の色や素材を選ぶのがポイントです。

以下で、それぞれの着物の柄に合う袴の選び方をご紹介します。

• 古典柄の着物：無地や刺繍入りの袴を合わせるのがおすすめです。落ち着いた雰囲気を演出できます。
• レトロ柄の着物：紫や深緑など深みのある色の袴を合わせて、レトロ感を演出するのがおすすめです。
• モダン柄の着物：刺繍入りの華やかな袴を合わせて、モダンな印象にするとGOOD。

卒業式の袴と着物選びは、自分らしさを表現できるデザインを選ぶことが大切です。

伝統的な古典柄、懐かしさ漂うレトロ柄、華やかなモダン柄など、好みの柄を選んで、思い出に残る卒業式の装いを完成させましょう。

卒業式の袴と着物のサイズ選びと試着の重要性

卒業式の袴と着物選びで見落としがちなのが、サイズ選びと試着です。

最高の装いのためにも、レンタル衣装は自分のサイズに合ったものを選ぶことが大切です。可能であれば、試着して確認することをおすすめします。

袴のサイズ選びのポイントは以下の通りです。

• 袴丈は、アンダーバストから5cm下の位置から裾までの長さで決める
• 草履を履く場合はくるぶしの高さ、ブーツを履く場合はそれより5cm程度短めが目安
• 袴のヒップサイズも重要で、ウエストの袴紐の下のヒダが始まる位置からヒップの一番大きい部分までの長さを測る
• ヒップ周りにゆとりがないときつくなるので注意が必要

着物のサイズ選びでは、身長だけでなく裄丈（ゆきたけ）が重要です。裄丈は、首の付け根から手首までの長さで手首が隠れる程度の長さが良いでしょう。

実際に着物と袴を着用して、動いたり座ったりしたときの着心地を確認しましょう。

レンタルショップでは、着付けのプロがサイズ選びのアドバイスをしてくれます。オンラインショップでレンタルする場合は、サイズ表をよく確認し、不安な点はお問い合わせするのが良いでしょう。

卒業式の袴と着物選びは、サイズ選びと試着を丁寧に行うことで、自分にぴったりの晴れ姿を完成させることができます。ぜひ時間をかけて、最高の卒業式スタイルを作り上げてくださいね。

卒業式の袴スタイル一式のレンタル方法

ここまで、卒業式の袴スタイルに必要な、ブーツ、袴、着物の選び方を見てきました。

「選び方は分かったけどどうやって借りればいいの？」

という皆さん、ご安心ください。

ここでは、卒業式の袴スタイル一式のレンタル方法について解説します。

袴とブーツのレンタルセットを利用する

卒業式の袴スタイルに必要なものをレンタルする際、最も手軽なのは袴と着物、ブーツをセットでレンタルすることです。多くのレンタルショップでは、セットプランを用意しています。

セットでレンタルするメリットは以下の通りです。

• 袴とブーツの色味やデザインのバランスが取れている
• サイズ選びをショップスタッフにお任せできる
• 単品で借りるよりもレンタル料金がお得になる場合が多い
• 小物や髪飾りなども一緒にコーディネートしてもらえる

ただし、セットプランの場合、ブーツのデザインや色が限定される場合があります。こだわりがある方は、単品レンタルも検討してみましょう。

ブーツの単品レンタルで自分好みのデザインを選ぶ

袴と着物はセットレンタルするけど、ブーツは自分好みのデザインにこだわりたい！という方には、ブーツの単品レンタルがおすすめです。

単品レンタルなら、自分の好きな色やデザイン、サイズのブーツを自由に選べます。単品レンタルの場合、ブーツと袴の長さが合わないと、着姿が崩れてしまうので注意が必要です。

事前に着付けリハーサルをして、ブーツと袴の長さを確認しておくことをおすすめします。

まとめ

この記事では、卒業式の袴にブーツを合わせる際の選び方やコーディネートのポイントについて解説しました。

ポイントをまとめると以下の通りです。

• 袴に合うブーツは、編み上げブーツ、ショートブーツ、ロングブーツの3種類
• ブーツの色は黒や茶色の落ち着いた色が無難、素材は合成皮革やスウェードが一般的
• ブーツのヒールは5cm程度までに抑え、つま先があまり尖っていないデザインを選ぶ
• ブーツと袴の長さのバランスを見ながら、袴の長さを調整するのがポイント
• レンタルショップでは、袴とブーツがセットになったプランもあり単品よりも安くなることも
• レトロモダンやモダンな雰囲気の袴×ブーツコーデを参考に、自分らしいスタイルを心がける

卒業式の袴×ブーツスタイルは、レトロでクラシカルな雰囲気とモダンでおしゃれな印象、どちらも楽しめるのが魅力です。

ぜひ自分のなりたいイメージに合った袴とブーツを選んで、最高の卒業式の思い出を作ってくださいね。

この記事を参考に、卒業式当日は自信を持って袴×ブーツスタイルを着こなしましょう。きっと周りの友達からも、すてきな袴姿だと褒められること間違いなしです。

〈参考記事〉
https://www.maimu.co.jp/contents/hakama/42122/
https://www.kimono-365.jp/boots_hakama/
https://vasara-h.co.jp/tips/detail.html?id=293
https://www.yumeyakata.com/hakama/hakama_sizeinfo.html
https://kimono-haregi.com/hakama-content/boots/
https://www.furisodeshop.com/furisode-column/hakama/hakama-14/
https://www.maimu.co.jp/contents/hakama/42331/
https://kimono-haregi.com/hakama-content/bag/