2024.8.24

そのままが可愛い！着物に合うボブヘア4選、ヘアアレンジ方法を解説

近年、日本の伝統的な文化と現代のトレンドが融合したスタイルが大きな注目を浴びています。和装の世界においては、着物とボブヘアの組み合わせが多くの女性から支持を得ています。

ボブヘアはショートからミディアム・セミロングまでの長さが特徴で、柔らかな雰囲気とアレンジのしやすさが魅力のヘアスタイルです。一方、着物はその歴史と独特の美しさから、さまざまな行事や日常生活の中で愛され続けています。

何か新しい髪型やアレンジを試してみたいけど、どのようにアレンジすればいいのか迷っている。そんな方に向けて、今回の記事ではボブヘアの魅力や着物に合うボブヘア、結婚式や成人式などシーン別のボブヘアアレンジなどをご紹介します。手軽に作れる簡単なアレンジ方法もピックアップしています。　

簡単なアレンジでボブヘアをさらに魅力的に演出したい方、ヘアアクセサリーやピン使いでいろんなスタイルを楽しんでみたい方などにこの記事を読んでいただければ幸いです。

結婚式や成人式、入学式・卒業式、浴衣を楽しむ夏祭りや花火大会など、美しい着物を着る機会は一年中あります。自分らしい髪型で大切な日をすてきに過ごすためにも、ぜひ最後までチェックしてくださいね。

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着物着用時におすすめの人気ボブヘア4選

それではさっそく、着物におすすめのボブヘアをご紹介していきましょう。

そのままのナチュラルボブ
大人っぽい雰囲気が楽しめるサイドバングボブ
フォーマルな場におすすめのストレートボブ
夏のイベントやフェスで人気の編み込みアクセントボブ

以上の4種類を順に見ていきます。

そのままのナチュラルボブ

日常使いから結婚式や成人式などのフォーマルな場面まで、どんな場所でも活躍してくれるスタイルがナチュラルボブです。面倒なアレンジも不要なので、準備にあまり時間をかけたくないという人にも適しています。

ゆめやの過去記事でも成人式でのボブヘアについて特集していますので、合わせてご覧ください。

大人っぽい雰囲気が楽しめるサイドバングボブ

サイドバングとは前髪とサイドの間（目と耳の間のこめかみ部分）に落ちる髪のこと。サイドバングの長さを残すことで、柔らかくも大人っぽい雰囲気が楽しめます。

前髪の中央部分を短めにカットする
目の真横は角度をつけてカット
アイロンを全体に通し、自然な丸みをつける

フォーマルな場におすすめのストレートボブ

きちんとしたイメージを示せるストレートボブは、フォーマルシーンや格式高い場所におすすめ。前髪の有無で印象を変えやすい髪型でもあります。

毛先に重さを残しながらカット
髪質によりストレートパーマや縮毛矯正
ストレートアイロンを全体に通し、真っ直ぐな毛流れを作る
軽めのオイルを髪全体に薄くなじませる

夏のイベントやフェスで人気の編み込みアクセントボブ

夏のイベントやフェスなどで人気の編み込みスタイルですが、着物の華やかさを引き立てる髪型としても人気があります。編み込みによって量感が出るので、ボリュームのある和装にもよく調和します。

トップから編み込みを入れたダウンスタイル
編み込みにねじりを入り交ぜたアレンジ
サイドに編み込みを入れるアップスタイル

など、ひとくちに編み込みボブといっても千差万別。いろんなスタイルを試してみましょう。

ボブヘアを手軽につくる簡単アレンジ方法

ボブの魅力は、そのシンプルさとアレンジの自由度の高さにあります。毎日のお出かけやデート、友人とのお茶の時間など、カジュアルな日常にも取り入れやすい簡単アレンジをご紹介します。

前髪の巻き方：前髪を中央から左右に分け、それぞれを軽く内巻きにするだけで、顔まわりが明るく見えます。
サイドの髪を編み込み：サイドの髪を三つ編みにして、後ろで結ぶだけのシンプルなアレンジ。これだけでもスタイルに変化が生まれます。
ピンで留める：サイドの髪を少し上げてピンで留めるだけ。5分もかからずに完成するので、忙しい朝のセット時にもおすすめです。

ボブヘアは、少しのアレンジで雰囲気がガラッと変わる髪型でもあります。ご自身の髪質や髪の長さ、好みなどに合わせてアレンジを変えてもよいですし、新しいスタイルを探してみるのも楽しいものですよ。

そして髪型次第で、着物姿の印象もガラリと変わります。アップスタイルからダウンスタイルにしたり、髪飾りを変えたりすることで、着物のデザインや着こなしの幅も広がります。

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ゆめやではお客さまのお好みや仕上がりのイメージをヒアリングして、理想の着物スタイルをご提案できるよう努めています。お着物のことはぜひお気軽にご相談ください。

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シーン別の着物に似合うボブヘアスタイル3選

ここからは、実際に着物を着る場面ごとに似合うボブヘアについて見ていきましょう。

入学式や成人式、七五三におすすめのボブヘアスタイル
浴衣に合う夏向けのボブヘアスタイル
結婚式におすすめのボブヘアスタイル

順にご紹介します。

入学式や成人式、七五三におすすめのボブヘアスタイル

特にお子さまにとって、人生の大切な節目のイベントとなる入学式や成人式、七五三。着物にも伝統的な絵柄をあしらったものが多く見られます。

このようなシーンにおける髪型の基本は、シンプルでありつつも華やかさを忘れないこと。長めのボブヘアの方は、編み込みやカールを取り入れたアップスタイルがおすすめです。中でも後ろでまとめるアップスタイルは、着物の首元や背中の美しさを引き立ててくれます。フォーマルな場面にふさわしい清楚な雰囲気を引き出すポイントとしては、前髪をサイドに流す、またはほんの少し上げる意識が大切です。

ショートボブの方はヘアアクセサリーを取り入れて、シンプルな中にも目を引く鮮やかさを持ったスタイルがおすすめ。特に成人式では華やかな髪飾りを取り入れると、晴れの日の特別感を高めてくれます。

ゆめやでも成人式や入学式にぴったりな髪飾りを多数揃えています。つまみ細工や造花かんざしなど、デザインも豊富にございますのでぜひご覧ください。

浴衣に合う夏向けのボブヘアスタイル

夏の風物詩である花火大会や夏祭りでは、涼しげな浴衣を着る機会が増えます。浴衣には、カジュアルでありつつも女性らしいヘアスタイルを完成させたいところ。

ボブヘアの方におすすめなのは、浴衣の軽やかさや涼しげなイメージと相性の良い、少し外ハネにしたナチュラルな巻き髪スタイルです。前髪はご自身の顔の形に合わせてサイドに流すか、または前に下ろしてナチュラルにカールをつけると、よりおしゃれな印象に。

また、髪の後ろ部分やサイドを少しアップにすることで首元が涼しげに見え、夏の暑さも忘れるようなスタイルに仕上がります。アクセサリーとしては、和の雰囲気を出すために、簡単に付けられる髪飾りやピンをプラスすると、一気に浴衣にも合う和の情緒が楽しめます。

結婚式におすすめのボブヘアスタイル

成人式や卒業式などと異なり、結婚式のお呼ばれは洋装のゲストが多数。着物を着て臨むだけでも個性を発揮できますが、だからこそ髪型にもこだわりましょう。

結婚式という場にあっては、その祝賀ムードを盛り上げるボリューム感を持たせたアレンジが喜ばれます。ボブヘアの場合、編み込みを入れたアップスタイルなどがおすすめ。トップをぽわんと膨らませる一方、耳周りをすっきり出して横顔を見せるのもスマートです。

左右どちらかにねじって留めたり、シニヨンで襟足にお団子を作ったり、アレンジはさまざまですが結婚式ではいずれも上品な雰囲気を心がけたいもの。主役である花嫁を立てるよう、極端に華美にならない配慮も大切です。

母親世代におすすめのボブヘアスタイル

当然ながら、着物を着るのは若い方だけではありません。ちょっとしたお出かけや、お子さまの結婚式に新郎新婦の母として着物を選ぶ機会もあるでしょう。そんな母親世代のボブヘアには、ショートヘアアレンジが人気です。

ショートボブは、大人の女性の凛とした美しさや上品さを引き立ててくれる髪型です。上品にまとめるための工夫としては、サイドの髪を少し巻きつつ、トップをふんわりとボリューム感のあるスタイルに仕上げること。品良く女性らしさを強調できます。前髪はサイドに流すかナチュラルに下ろすスタイルがおすすめ。

ショートボブの耳元や首元に華やかなアクセサリーを取り入れると、着物の美しさが一層引き立ちます。結婚式で母親が着用する黒留袖に代表されるように、母親世代の着物は落ち着いた色合いや柄のものが多いと思いますので、ヘアスタイルやアクセサリーによるアクセントこそが、全体の印象を引き締めるポイントとなるわけです。

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着物におすすめの髪型の3つの種類

ここからは、着物におすすめのアレンジを個別に解説します。

ショートヘアアレンジでさっぱりと
ハーフアップアレンジで顔周りすっきり
ロングアレンジで上品な印象に

それぞれの髪型に特徴や与える印象が異なりますので、1つずつ見ていきましょう。

ショートヘアアレンジでさっぱりと

暑い夏にも冷え込む冬にも、季節や気温を問わず気軽に取り入れられるスタイルとして女性からの支持も高いのがショートヘアのアレンジです。特にボブヘアをさらに少し短めにカットした、耳に掛からないぐらいの長さが流行しています。

ショートのスタイルのポイントは、なんといっても前髪の扱い方にあります。前髪を長めにカットしてサイドに流すことで、顔のラインがすっきりと見えます。

毛先を内巻きにするか外巻きにするかでも、雰囲気が大きく変わります。内巻きは女性らしさを前面に出せるので、浴衣や着物にも良く似合います。対する外巻きなら、ちょっと大人なおしゃれ感が演出できるはず。

ショートヘアはアクセサリーを取り入れやすいのも魅力です。ピンや髪飾りで髪を留めたり、イヤーアクセサリーで耳元を飾ったりと、シンプルな中にもおしゃれ度をアップさせる方法はさまざまです。ご自分の好みや着用シーンのフォーマル度合いなども考慮の上、いろいろとアレンジを楽しんでみてください。

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ハーフアップアレンジで顔周りすっきり

次におすすめしたいのはハーフアップのアレンジです。ハーフアップをするにはボブヘアの長さがちょうど良く、前髪やサイドをアップにするだけで顔周りがすっきり見えする効果があります。

このアレンジの良いところは、シンプルでありながらも結婚式や成人式、卒業式といったフォーマルな場面にも違和感なく取り入れられる点です。ボブの毛先をカールさせれば、より華やかな雰囲気を出すことも可能です。

ハーフアップに髪飾りやアクセサリーを活用すると、さらにすてきな印象に仕上がるでしょう。ナチュラルな編み込みを取り入れてみるのも近年のトレンドです。

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ロングアレンジで上品な印象に

鎖骨まで髪の長さがあるけど、着物ではボブスタイルを試してみたい。でも長い髪をカットするのも惜しい…そんな方でもボブヘアは楽しめます。

顎下から鎖骨ぐらいまで長さのあるロングボブは、ショート〜ミディアムに比べてかわいらしい印象を演出できるのが特徴。ロングのアレンジとしては、やや重さがあるぶんアップスタイルでバランスを取るのがベターです。

トップからサイドまで全体的にふんわりと編み込むのも、ロングならではのボリュームと首元のすっきり感が両立できておすすめ。より上品な印象を目指せます。

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ボブヘアの基本的なイメージと特徴

ボブヘアとは、髪の毛が首周りの長さでカットされるスタイルを指します。ショートからミディアム、セミロングまでさまざまな長さがありますが、中でも特に女性から支持されているのは、やや肩にかかる程度の長さのボブとなっています。

形がシンプルでありながらアレンジの幅が広いのが、ボブヘアの大きな特徴です。ストレートでナチュラルに、あるいは巻き髪にして華やかな印象を楽しむこともできます。また前髪を伸ばしてサイドに流したり、ハーフアップにして雰囲気を変えることも可能です。

どんな服装にも合わせやすい、という点もボブヘアの魅力。伝統的な着物や夏の浴衣との相性も抜群です。着物の美しさを引き立てる髪型として、ボブはおすすめの1つ。そのシンプルさが、和の装いとのハーモニーを生み出してくれます。

ボブヘアは毛量や髪質、顔の形など、さまざまな要因に左右されやすいスタイルではありますが、適切なアレンジさえ行えばどなたにもきっと似合うはずです。アクセサリーやピンを少し加えるだけでも、ぐっと華やかさやおしゃれ感がアップします。

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【相性抜群】ボブヘアを着物に合わせる方法

女性にとって着物は特別なものです。結婚式はもちろん卒業式や成人式など、人生における大切なイベントで出番が多いのも着物です。一生に一度の日に向けて進める準備は楽しいものですが、着物に合わせるヘアスタイル選びは悩ましいポイントの一つかもしれません。

ここでは、ボブヘアと着物の相性に焦点を当ててみたいと思います。

なぜ着物とボブは相性が良いのか？

着物の美しさは、そのシンプルさと洗練されたデザインにあります。そしてボブヘアもまた、シンプルでありながらさまざまなアレンジが楽しめるスタイルです。このように共通項を持った2つの要素が組み合わさることで、きわめて相性の良い組み合わせとなるのです。

ボブの長さが着物の衿元や装飾と調和しやすいという利点もあります。ボブは首元がすっきりと見えるため、着物の美しさを際立たせてくれます。特に夏の浴衣に合わせるとナチュラルな印象を与え、さらに涼しげな雰囲気を演出できます。

またボブヘアはアレンジが簡単で、例えば前髪をサイドに流したり、ハーフアップにしたり、ピンやアクセサリーで飾りをつけたりなど、さまざまなスタイルへと手軽に変えることができます。着物の雰囲気やデザイン、ご自身の好みなどに合わせて自由にアレンジできるので、当日も思い思いのスタイルを楽しめます。

さらに、ボブは顔周りの髪の毛が多いため顔の形を柔らかく見せることができ、その柔和さが着物の優雅さと相まって、フェミニンな雰囲気を強調できるというメリットもあります。

似合う髪の長さとカラー

着物の組み合わせにおいて相性の良いボブヘアの長さは、耳下から肩までの中間くらいです。首元をすっきりと見せ、着物のデザインを引き立ててくれるのがこの長さです。前髪はサイドに流すスタイルもクールな印象ですし、少し長めに前髪を作るのもかわいらしさが増しておすすめです。

カラーに関しては、着物を着る上ではナチュラルな色味が最も相性が良いでしょう。深みのあるブラウンやアッシュなど、地毛に近い色味のものを選ぶことで着物の色とも調和し、全体のバランスが取れます。鮮やかな着物に合わせるなら少し明るめのカラーを選択するのもすてきですが、いずれにしても大切なのはバランスです。ご自身のイメージやその日の着物のデザインに合わせて、最適なカラーを選ぶようにしましょう。

注意したいのが、ヘアカラーをしたばかりだと髪の染料が落ち、半衿などに付着してしまう恐れがある点。着物を着る予定が決まっているのであれば前日や当日に髪を染めるのではなく、少なくとも1週間程度余裕をもって染めるようにしましょう。